社交ダンスA級への道

2011/09/07(水)12:06

レディ・イン・ザ・ウォーター

映画のはなし(637)

昔、人間と水の精は共存して生きていました。 しかしいつしか人々は水辺から離れ、互いに争い、水の精の助言に耳を傾けなくなったのです。 アメリカのとあるアパート『コープ荘』の管理人クリープランドは、ある日、中庭のプールで美しい女性に出会います。 プール付きのアパートなんていいですよね。 相当リッチな雰囲気ですけど住んでいる住人たちは普通で、クリープランドは日々住人たちの要望に応えるべく雑用に追われて暮らしていたんです。 その女性はストーリーという名の水の精でした。 ある重要な予言を定められた人に伝えるために様々な困難を乗り越えて人間界へやって来たと言います。 水の精の伝説を知っている住人によると、彼女が目的を果たしたあとはもと来た世界へ戻る必要があり、それを阻止しようとする魔物たちから彼女を守る役割を運命付けられた人間たちがいるとのこと。 『癒す人』『通訳』『守護者』そして『ギルド』。 クリープランドはなんとか彼女を助けようと、この謎解きに取り組んで行きます。 だれが予言を伝えるべき人なのか、だれが彼女を守る役割の人なのか。 このアパートはいろんな人が住んでいるので絞り込むのは大変。(なぜアパートの住人限定なのかは不明) 『レディ・イン・ザ・ウォーター』(原題: Lady in the Water)は、2006年のアメリカ映画。M・ナイト・シャマラン監督のファンタジーです。 シャマラン監督というと『シックス・センス』や『サイン』それに以前ご紹介した『エアベンダー 』など数々の話題作を世に送り出した監督ですが、どうもこの映画はハズレだったようで、アカデミー賞の反対のゴールデンラズベリー賞の最低監督賞・助演男優賞(シャマラン本人)の2部門受賞という残念な結果となっています。 それほどひどくはなかったと思いますが、なんとなく謎解きがわざとらしく、決定的な感動シーンや驚愕のドンデン返しもないまま終わってしまい、ちょっと『これで終わり?』みたいな感じではありましたね。 このDVDカバーだけ見ると、『ホラーか?』と思ってしまいますが、大人から子供まで幅広く楽しめるファンタジーでした。 予告編はこちらからどうぞ。 レディ・イン・ザ・ウォーター

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