テーマ:社交ダンス(9136)
カテゴリ:アニメのはなし
暴走列車ロケットマンがついに司法の島エニエス・ロビーに到着しました。
これはウォーターセブン編(2)に続く第264話から284話までのお話です。 ![]() ここは世界政府所有の不夜島で、連れて来られた罪人は正義の門をくぐり世界政府本部か脱出不能の海底の大監獄かに送られて二度と出て来られない場所。 ルフィーたち一味を政府のバスターコールから救うべく自ら投降したニコ・ロビン、そして世界を滅ぼすとも言われる古代兵器プルトンの設計図を握るフランキーも連行されてきていました。 政府の役人と海軍の兵士が何千人も守る島で、麦わら一味、ガレーラカンパニー、そしてフランキー一味、総勢60名ほどで大暴れ。 世界政府の歴史始まって以来初めて島の最深部まで攻め込んだ一味は、大きな滝に阻まれ、政府の暗殺集団CP9と対峙します。 ニコ・ロビンはまだ悩んでいました。 ![]() 自分は考古学者の島オハラの生き残り。 ここで研究していた考古学者たちは世界の謎を知りすぎたとして政府の反感を買い、海軍の総攻撃バスターコールによって島全体が壊滅します。 ロビンも母親の才能を受け継いだ優秀な考古学者でした。 8歳だったロビンは一人島を脱出しますが、どこに行っても政府の追っ手が迫り、存在すること自体が罪だ、悪魔の子だと子供の頃から忌み嫌われウラ社会を渡り歩いて来たんです。 ロビンにとって『生きたい』というのは望んではいけない夢だと思っていました。 しかし初めて心を許せる仲間に出会え、その仲間が今命がけで自分を助けに来てくれた。 でも自分の敵は世界170カ国が加盟する巨大組織。 ![]() どう考えても麦わら一味6人で対抗出来る相手ではありません。 しかしルフィーは世界政府の旗を狙撃の王ソゲキングに打ち抜かせ、世界を敵に回す事に『望むところだ!』と応じます。 さあ、いよいよCP9と決戦か! ここまで来て急に回想録に入っちゃうんですね。 ルフィー、ゾロ、ウゾップ、ナミ、サンジ、チョッパーがそれぞれ一味に加入したいきさつの泣けるシーン集めた話しが続きました。 最後に麦わら劇場なる寸劇も入ってたりして、面白いので何度も見てしまいましたよ。 一味を抜けたウソップがロビンのピンチと知ってもどってくるんですが、ルフィーと大げんかした手前カッコつかないのでマント着て仮面かぶって狙撃の島の『ソゲキング』と名乗っていました。 ![]() 明らかにウソップだってバレバレなんですけど、ルフィーとチョッパーだけは『ヒーローだ!』と盛り上がっちゃうんですね。 ルフィー『すっげー!ヒーローだ!オレ,ヒーローって初めて見た。マントしてるからそうじゃねーかなとは思ってたんだ。』 チョッパー『マントしてるのはヒーローなのか?』 ルフィー『そーだぞー。マントヒヒもだ。』 チョッパー『そーなのか?サイン下さい。』 ![]() この流れ、何度見てもおかしくてね。どーしても笑っちゃうんですよ。 ニコ・ロビンの生い立ちって、これまでの誰よりかわいそうです。 よく一人でここまで生きて来たなーって思いました。 そんなロビンにもたった一人味方になってくれた人がいたんですね。 海軍本部中将でありながら、考古学者たちを成敗する政府に疑問を感じロビンの母オルビアを逃がして自分も軍を抜けたサウロ。 ![]() オハラの島に流れ着いた巨人なんですが、笑わないロビンに笑い方を教えるんです。 『辛いときこそ笑え。そうすれば楽しくなって来る。』 でも変な笑い方でしたね。でれししし、でーれししし。 ![]() ひとりぼっちになってしまったロビンが、その笑い方を呪文のように唱えているのが本当にかわいそうでした。 ロビンの子供時代の境遇は別として、容姿がどうも自分とかぶるもんで余計入れ込んでしまいましたよ。 ![]() エニエスロビーに攻め込んで来たルフィーが、滝を隔てた司法の塔に立つロビンに叫びます。 『まだお前の口から聞いてねえ。生きたいと、言えー!』 このシーンも何度も見てしまいました。 クールでいつも表情を変えないロビンがボロボロ泣きながら独白します。 『望んではいけない事だと思ってた。誰もそれを許してくれなかった。』 サウロの言葉がリフレインします。 『海は広いんだで、いつか必ずお前を守ってくれる仲間が現れる。』 そしてウソップの言葉。 『ルフィーを信じろ。』 ![]() ロビンの独白は続きます。 『もし本当に少しだけ望みを言っていいのなら...』 そして泣きながら大声で叫ぶんです。 『生ぎだーい!私も一緒に海へ連れてってー!』 こっちも一緒に大泣きですよ。もう死んでも助けようと思いますわね。 このシリーズ,すごい好きでした。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019/02/17 09:11:40 PM
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