テーマ:社交ダンス(8595)
カテゴリ:映画のはなし
007は不死身です。
疾走する列車の上から撃ち落とされて鉄橋下の川に真っ逆さま、さらにそのまま滝壺に落ちても生きてる人って普通いないですよ。 いるのかもしれませんが、驚きました。 ショーン・コネリーの時代からずっと好きで見ている007シリーズ。 今回で23作目だそうですが、ダニエル・クレイグが演じるようになってからあんまりボンドガールとの色恋沙汰が出て来なくなって、むしろアクションに重点を置いたハードボイルドな雰囲気になりました。 核とか宇宙兵器とか敵も近代化してきて、ボンドカーも水陸両用になったりどんどん進化してきましたが、今回はクラシックカーに戻ってましたね。 第1作目から数えて50周年とのことで、監督に回帰指向があったのかどうかは分かりませんが、今回初めてボンドの故郷や両親の墓が登場します。 ボンドのルーツ公開って訳です。 敵は007の上司M(ジュディ・デンチ)に対して個人的な恨みを持つ元諜報部員。 世界各国で潜入活動をしているスパイリストを盗んで公開し、本部にサイバーテロを仕掛けて来るんです。 そこへ死んだと思われていた007が登場。 負傷して狙撃の腕も落ちているし、年をとって運動能力も落ちているので現場復帰はムリかと思われるんですが、Mの采配で犯人を突き止める仕事を任されます。 M自体も上からの引退勧告を受けて、後任に政府の情報国防委員会からマロリーなる役人がやって来ていました。 このマロリー役、私の大好きなレイフ・ファインズがやってるんですよ。 いままでハリーポッターのヴォルデモートなんていう顔の恐い役でしたけど、新しい007シリーズでいい役もらってファンとしてもうれしい限りです。 話し飛びますけど彼が新しいMになるんです。軍経験もあり、頭も切れる政治家で頼りになりそう。 そういえば秘書役のミス・マネーペニーも変わりましたし、スパイ小道具作りのQも変わりました。 秘書はただかわいいだけでなく作戦にも参加できるほど強くなって、Qは秘密兵器制作よりコンピューターに精通しているという今風に変化しています。 主題歌の『スカイフォール』を歌っているのはアデル。 007ドクター・ノオからちょうど50周年となる『ジェームズ.ボンド.デイ』の2012年10月5日に公開されたそうです。 ボンドガールとのちゃらちゃらしたシーンが全然ない、なんとも侘び寂びの効いたアクション大作でした。 サム・メンデス監督の英・米合作映画。2012年10月にロンドンでプレミア上映され、現在日本でも公開中。 面白かったです。 公式サイトはこちら。 007 スカイフォールお気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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