2019/02/17(日)20:59
ジョジョの奇妙な冒険 part2
石仮面にまつわるジョジョの死から、時は流れジョナサンの孫ジョセフがこのシリーズの主人公です。
Part 1では石仮面の力で吸血鬼となったデュオが最大の敵でしたが、Part 2(第10話-26話)ではもっと深くて長い種族間抗争に発展していました。
キーワードは『柱の男』。
この物語りの中で、人類とは別次元に進化を遂げた生命体が出て来るんです。
吸血鬼もある意味別次元進化かもしれませんが、血だけじゃなくて他の生物の生命エネルギーを吸い取って何万年も生きる、見た目は人間と同じですがほぼ神と言った存在です。
ただ太陽の光には弱く、二千年周期で石の柱や壁と一体化して眠らなければならない運命にあります。
その種族に一人の天才が現れ、太陽の光を克服するために石仮面を造ったらしいんです。
凄い話しですよね。
1938年、柱から2千年ぶりに目覚めた4人の男が動き出します。
眠ってる間に戦争とかで柱が破壊されたりしなかったんでしょうね。
4人しかいないなんて凄い絶滅危惧種。しかも男ばっかり。
対する波紋使いの人間も超能力者のような人たちなんです。
手足から放出する波紋エネルギーで水の上歩けたりツルツルの壁を登れたり。
初代ジョジョに波紋法を伝授したツェペリの孫シーザーが登場します。
シーザーかっこいい。
孫同士,協力して柱の男に立ち向かうんですが、シーザーに波紋法を教えた師匠がリサリサという謎のイタリア美人なんですよね。
リサリサが守っている赤石(せきせき)が石仮面とのカップリングで強力なパワーを生む事が分かって、柱の男、ナチスドイツ、ジョジョたちの三つ巴で争奪戦が展開して行きます。
内容は盛りだくさん過ぎてとても語り尽くせませんが、ジョセフ・ジョースターは優れた運動能力に加えて頭の回転が早く、ジョースター家には珍しく長生きするんですよ。
初代ジョジョと仲間だったスピードワゴンは石油で大儲けして財団を設立。ジョースター家をずっと見守ってくれてます。
最終的には柱の男の一人が赤石と石仮面パワーでついに太陽を克服し、地球上のあらゆる生命体に変化出来る究極の進化系,神になるんですけど、その神に狙われてるジョジョがどうやって生き延びるかってところが見所ですね。
それにナチスドイツの軍人シュトロハイムという男。普通の人間ですけど不死身です。
ワンピースのフランキーみたいな人でした。
いつでも危機的状況に陥っているので、スピードワゴンやシュトロハイムはずっと叫んでる気がしました。
その中で戦闘能力のある紅一点リサリサは、冷静沈着で技に無駄や隙がありません。
波紋エネルギーで若返ってるらしいですよ。
男達の戦いも面白いですけど、リサリサの正体が興味深かったですね。
このシリーズは繰り返し見た数少ないアニメの一つ。
面白いです。
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