テーマ:社交ダンス(8594)
カテゴリ:映画のはなし
子供のころ近所に、パーマンだかスーパーマンだかにあこがれて二階から飛び降りた子がいました。
顔には祭りの夜店で買って来たお面、背中に水玉のビニール風呂敷。 幸い命に別状はありませんでしたが足の骨を折って、私もきつく親から真似するんじゃないよと釘を刺された覚えがあります。 だれでもスーパーヒーローに憧れるんですよね、子供のころは。 でも大人だって出来るものならなってみたい人いるでしょ。 このお話の主人公デイヴ・リゼウスキ(アーロン・ジョンソン)は何のバックボーンもないままヒーローになることを思い立った高校生。 まずは形からってことでネットでウェットスーツみたいの買うんですよ。 それがイマイチカッコ良くないんですね。 やる気満々で夜の街に繰り出しますが、チンピラにナイフで刺され、車にもひき逃げされて即入院。 しかもスーパーヒーローのスーツ姿なんてかっこ悪すぎるので裸だったことにしたため、『あいつはゲイらしい』という噂が学校に広まってしまいます。 しかし彼は諦めませんでした。 あるときコンビニで3人組に襲われていた男を救おうと奮闘し、ギャラリーがそれを動画サイトに投稿したんです。 謎のヒーロー『キック・アス』は一躍有名人になります。 でもはっきりいって、めちゃ弱いんです。 やる気だけは認めるけど。 デイブが密かに思いを寄せる美少女ケイティが、麻薬の売人によって悩まされていることを知り、今度はその売人がいるアパートに乗り込みます。 多勢に無勢。全く勝てる感じじゃなく絶体絶命です。 そこへまさかの助っ人登場。 紫の髪に黒いマスクの小学生くらいの女の子、これが強い強い。 全員をあっという間にやっつけてしまいました。 少女の名はヒット・ガール(クロエ・グレース・モレッツ)。背後に控えるバットマン風の男は彼女の父のビッグ・ダディ(ニコラス・ケイジ)。 ニューヨークに巣食う犯罪組織フランク・ダミーコ一味を壊滅させるため、親子で特殊な訓練を積み、ヒーローとして活動しながらダミーコの手下たちを始末していたんです。 ダミーコは、これを全て今人気のキックアスの仕業と見て、部下に彼を殺すよう命じます。 ダメ息子のクリスもなんとか一味の役に立ちたいと自ら別キャラヒーロー『レッドミスト』を考案し、キックアスに接近。 B級コメディと思って見始めたら見応え万点のアクション映画だったのかな? 大御所ニコラス・ケイジが登場してびっくり。 さらにヒット・ガールが芦田愛菜ちゃんにそっくりでかわいくて強いのでこれまたびっくり。 小学生の女の子がマフィアの手下をバンバン殺して行くのはどうかと思いますが、面白かったです。 ヒット・ガール役のクロエ・グレース・モレッツは多くの賞にノミネートされ、フェニックス映画批評家協会賞のブレイクスルー演技賞とリチャード・アッテンボロー映画賞のライジングスター賞を受賞しました。 『キック・アス』(Kick-Ass)は、マシュー・ヴォーン監督の2010年アメリカ/イギリス映画。 マーク・ミラーとジョン・ロミータ・Jrによる同名のコミックを原作としています。 製作にブラッド・ピットも参加してるみたい。 予告編はこちらです。 キック・アスお気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013/08/27 12:05:36 AM
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