テーマ:社交ダンス(8301)
カテゴリ:パーティ・デモ等
海の日の今日、ダンスパーティに行ってきました。
パーティに行くのは久しぶりなので数日前から何着て行こうかと悩んでいて、大将はギリギリまでワルツのベーシックステップ確認していました。 会場は隣の市の体育館。知り合いのサークル主催のパーティです。 実はここ、私たちが初めて踊ってる写真で雑誌デビューした体育館なんです。 5時開場で私たちが到着したのは6時頃だったんですが、すでに400人くらいのダンス愛好家で溢れていました。 『今日はなんか普段見かけないA級選手がいっぱい来てくれてるのよ。』 それもそのはず。 今日は病気療養中のケンケンさんがパーティに来られるれるというので、競技仲間みんなで集まってパーティが終わった後にケンケンさんを励ます晩餐会が予定されていました。 九州からパートナーのぴょんさんも来られていて、お話伺うと遠いのにほぼ毎週来られているとのこと。 戦友のためにとおっしゃってましたが、頭が下がります。 パーティでは3人の男性と踊らせていただきました。 大将と、ケンケンさんと、知らないおじさん。 ケンケンさんとはタンゴを踊らせていただいたんですが、パートナーの仕事について熱くご教示いただきましたよ。 『合図出してないのに動いちゃダメ。』 肝に銘じて練習に励みたいと思います。 知らないおじさんは、多分大将がトイレに行ってボーっと壁際に一人でいた私を気の毒に思って下さったんでしょうね。 踊りましょうかと手を引いてフロアに連れ出して下さったまではいいのですが、 『これは、何を踊ればいいのかな?わるつ?すろー?』 というほぼ初心者の方だったんです。 リズムもルーチンもめちゃくちゃで人にぶつかりまくってフロア中央からほとんど動かなかったんですが、でも楽しかったです。 初めてパーテイに参加した時、私もかかってる曲で何を踊ればいいのかわからなかったっけ。 私も逆リードなんかできるレベルではないので、ただにこにこホールドして立ってただけ。 曲が終わるとすかさず『もう一曲いいですか?今度はルンバがいいなあ。』とおっしゃいます。 私もルンバなら少しは踊ってる風に見せられるかなあと思っていたらありがたいことにルンバがかかったんです。 でもやっぱりリズムもルーチンもめちゃくちゃで、おせっかいかもしれませんがずっと私が『2・3・4・1』のカウントを口で言ってました。 『なかなかうまいね。先生かい?』 違いますよ。私も習いに行ってるんです。どうもありがとうございました。 大将以外と踊る機会なんて滅多にないので面白い経験ができました。 ダンスタイムの合間にサークル所属の競技選手たちがラテンとスタンダードのトライヤルを披露してくださいました。 正装の競技会モードの方々がフロアに入ると開場が一気に華やいだ感じになります。 競技会でお会いするときは背番号を呼んで応援するんですが、トライヤルは背番号ないですからね。 みんな知り合いなので一人名前呼んだら全員呼ばないといけないし、結局黙って拍手で応援。 パーティのメインゲストは小嶋みなと&盛田めぐみ組でした。 日本を代表するトップ選手が素晴らしいスタンダードダンスを5種目披露してくれたんですが、数日前に左肩を痛められたそうで、ホールドはパートナーが支えてのデモだったそうです。 パーティが終わるとスカイラインさんが予約をして下さったレストランに向かいました。 20人くらいの有志が集まってのケンケンさんを囲む会。 こんな機会でもないと会えないようなメンバーも顔を揃えて、久しぶりの再会にダンス談義が弾みつつみんなで楽しい晩餐会。 随分遅くまで話していたんですが、店を追い出されてもまだ駐車場で話は尽きず、満月に近い月の光を浴びながらサヨナラを切り出せずにいました。 ぴょんさんが『泣かないでね。泣かれると私も泣くから。』と言ったので、今日は絶対泣かないと心に誓って笑顔でお別れしました。 じゃあ、またね。ぴょんさんも、体に気をつけて。 今日もケンケンさんはヘビー級の私を持ち上げてくれました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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月曜日はありがとうございました
ダンスの場にいると本当にびっくりするくらい生き生きとして 見てるだけでも、なんて言ってたパーティーもじっとしていられないとばかりに 歩くのも辛いと言ってた人がフロアから帰ってこないんですから。。。 彼のダンスに対する気持ちがどれだけ大きいものかが伝わってきました 「泣かないでね」なんて身勝手なお願いをしてしまってごめんなさい 彼の前では泣かないようにと頑張っているんですが 優しい言葉をかけられたり、誰かが泣いている姿を見ると私も涙腺崩壊してしまうんです 不思議なご縁で巡り合った福岡と茨城のあり得ない遠距離カップルでしたが シャドーばかりの練習にお互いが自分自身との闘いをも積み重ねた者同士でもあったので 競技会という場で共に戦う戦友として以上の強い「絆」が存在した二人だと思います あのまま福岡に居たら(飛行機では)毎週通うのはとても無理でしたが この春仙台に引っ越した途端にわかった彼の病気に これはもう「お世話しなさい」というお役目をもらったものとしか思えず足を運んでいます 頑張っている彼に寄り添うことしか出来ませんが マネージャー、保護者、運転手、なんと呼ばれようとも 必要とされる以上は出来る限りのことをするつもりです 茨城のみなさんと一緒の彼はとても楽しそうで嬉しそうで どれだけ彼がダンスを、みなさんを愛しているのか、そして愛されていたのか 心に沁みました みなさん、最後まで笑顔でいてくださってありがとうございます (2016/07/21 12:38:38 PM)
仙台に引っ越されていたんですね。九州から毎週じゃ大変すぎるなあと思っていたんで、これで納得です。それでも結構遠いですよね。仙台グランプリで何度か行きましたけど新幹線で数時間かかりますもん。
ケンケンさんとお会いする時はいつもニコニコされていて立っていて踊っているので、なんだか病気というのが嘘みたいなんです。 本当に気を許せる身近な人にしか弱っている姿を見せない努力をされているんでしょうね。 なんだかぴょんさんがさらにスリムになられた気がして(自分が太ってるから相対的にそう感じたのかもしれませんが)ちょっと気になってしまいました。 どうか無理しすぎないで、ケンケンさんも心配ですけど自分の身体のことも気にかけてくださいね。 またお会いしましょう。 (2016/07/21 09:38:11 PM) |
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