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2018/03/17
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テーマ:社交ダンス(8310)
カテゴリ:アートのはなし
​​​​​​上野といえば桜。お花見シーズン直前です。





上野といえばパンダ。シャンシャンが可愛いさかりですからね。





そして上野といえば西郷どん。こちらも旬な話題です。





そんな上野にいまブリューゲル一族が来ています。





東京都美術館で開催されているブリューゲル展に行ってきました。

ブリューゲルは一族揃って画家ばっかりな上にピーテルとかヤンとか似たような名前つけるので区別するために(父)とか(子)とか書いてある場合が多いんです。

でもここまで多いとは驚きでした。

なんと150年間も有名画家を輩出し続けた家系。ここまでいくとブランドですね。





初代ピーテル・ブリューゲル1世は​アントワープ​で絵を学んでここに20年くらい住んでいたようです。

彼の絵で一番有名なのはバベルの塔でしょうか。

ウィーン美術史美術館​や​ボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館​でご紹介しましたのでご興味ある方は覗いてみてください。

去年そういえば​バベルの塔が日本に来ました​ね。

2018年~2020年は、ベルギー・フランダースではフランドル絵画年を迎えていてさまざまなイベントが開催されています。





今回の展覧会の特徴はほとんどの作品が個人所有の絵だということです。

つまりこの機会を逃すともう2度とお目にかかれない可能性が高いということですね。


ピーテル・ブリューゲル2世『野外での婚礼の踊り』1610年頃



ブリューゲルは父親の絵を模写することで腕を上げていくという教育システムだったのか、非常に模写が多いので絶対ここでしか見れないかというとそういうわけでもないんです。

でも日本初公開作品がほとんどだとのことでした。

ヤン・ブリューゲル1世 ヤン・ブリューゲル2世『机上の花瓶に入ったチューリップと薔薇』1615-1620年頃



こちらは大理石に描かれた虫たちの細密画。標本みたいでした。


ヤン・ファン・ケッセル1世『蝶、カブトムシ、コウモリの習作』1659年



全体的に小さめの絵が多かったというのと、青緑っぽい絵の具が好んで使われていた印象があります。


アブラハム・ブリューゲル『果物の生物がある風景』1670年



個人的に一番気に入ったのはこちらの作品です。

ヤン・ブリューゲル1世(?)ルカス・ファン・ファルケンボルフ『アーチ状の橋のある海沿いの町』1590-1595年頃



ブリューゲルとではありませんが、ルーベンスとの合作も見られました。


ペーテル・パウル・ルーベンスと工房 フランス・スナイデルス『豊穣の角をもつ三人のニンフ』



先日までの暖かい陽気はなんだったのかと思わせるほど、今日は風が冷たい一日でした。

でも心に栄養を与えられたのでとっても豊かな気分です。

上野の桜も少しだけ咲いていましたよ。





詳しいサイトはこちらです。

日本テレビ

東京都美術館





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Last updated  2018/03/17 08:45:07 PM
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