テーマ:社交ダンス(8260)
カテゴリ:競技会関連
<大会1日目>
世界各地で開催されている競技ダンスの世界選手権が、初めて日本で開催されることになりました。 WDSF世界選手権は年齢別・種類別に色々あるんですが、今回開催されるのはシニアIVスタンダードという60歳以上と65歳以上のカップルを対象とした燕尾服とロングドレスで踊るタイプの競技会です。 会場は長野市ホワイトリング。 大会1日目の7月14日(土)はメイン競技の世界選手権に合わせて全日本選手権シニアIIIラテン、海外の選手も参加するアジアンオープン、年齢15歳以下のポンちゃんカップ、信州在住選手による信州わくわく戦がありました。 シニアIVスタンダードの世界選手権は参加組数114組です。 ほとんど日本人選手でしたが海外からもたくさんの選手が参加されていて、特に有力選手を要するイタリアやドイツ、スペインあたりの選手が数多く参加されていました。 ジャッジはアメリカ、フランス、ラトビア、中国、タイ、ロシア、ハンガリー、ドイツ、日本から1名ずつの9名。 プログラムの1番目が私たちの出場した全日本選手権シニアIIIラテンの1次予選だったんですが、そのあと始まった世界選手権の1次予選が長くて2時間くらい暇でした。 なにしろ12ヒートで5種目戦ですから。 その間にドレス屋さんに行ってお直しをしてもらうことに。 以前買ったモミの木ドレスがどうも身体にフィットしなくて試合で全然着ていなかったんですが、新潟の試合の時にそのお店がブースを出しておられてタダで直しますから長野に持って来てくださいと言われていたんです。 明日までに直すと言っていただけたので持って来てよかったです。 たくさんのお店がブースを出していて会場はとても華やかな雰囲気でした。 ラテンは唐草レッドのドレスしか持って来ていなかったので明日の試合もこれの予定だったんですが、うまくすると直したドレスで出場できるかも。 さて、全日本選手権シニアIIIラテンは参加組数18組でした。 準決勝に進んだ12組で5種目を踊ります。 国内戦だけだと思うんですが、連続5種目の時は途中に給水タイムがあったんですね。 それを知らなかったので遠くの方に置いていた水を取りに行けなかったんですが、大会運営の方々も選手の紹介の合間によかったらどうぞというレベルだったので給水ポイントは設けてありませんでした。 この大会を開催するにあたって関係者の方々は並々ならぬ努力をされていると思うんです。 何せ初めての世界選手権ですから、何が起こるかわからないですもんね。 会場もスタッフの方々の連携も運営も素晴らしかったので、少しくらい気になることがあっても選手たちだっておおらかに対応して大会に協力的でした。 日本人選手たちも海外選手たちにおもてなしの心で接していてみなさん喜ばれたのではないかと思います。 試合の話に戻ります。 この日一番目を引いたのはアジアンオープンのラテン、スタンダードの試合でした。 日本からもトップ選手たちが多く参加されていて、見応え満点です。 優勝したのはラテンもスタンダードも中国の選手でした。 中国の若手は層が厚いです。 全日本選手権シニアIIIラテンの方は決勝に進めて、5種目踊った後に表彰式を待っていると大会スタッフの方に声をかけられたんです。 『オナーダンス、何にします?』 嬉しかったですねー。 チャンピオンになれました。 残念ながら時間が押していたのでオナーダンスはカットになってしまったんですがこの大きな美しい盾はバーバラさんが選ばれたものだそうです。 副賞に蜂蜜とカリンのお酒もいただきました。 出場選手は実力伯仲で優勝できるのは時の運みたいなところがあるので会場で応援してくださった方々には心から感謝しています。 特に茨城の競技仲間の大応援や、世界選手権シニアIVスタンダードに参加されていたお知り合いの方々、翌日の試合の下見に来られた選手の方々、地元長野から応援に来て下さった方々、そしてブログを通じて気にかけてくださっている皆様、本当にありがとうございました。 一緒に踊ってくれた大将のおかげです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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