テーマ:社交ダンス(8310)
カテゴリ:アニメのはなし
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これまでTVの話に入れていたんですが数が多くなってきたので独立させた形です。 見ているテレビの半分に迫る勢いでアニメを見ている自分に驚きました。 今日ご紹介する物語は第2次世界大戦下のヨーロッパを舞台としています。 名前は変えてあるんですが明らかにドイツとかアメリカとかイギリスとか分かる上に地図がヨーロッパなので異世界での戦闘アニメと違って軽く楽しめる部類ではなかったですね。 主役の魔女イゼッタと弱小国の皇女フィーネがゲルマニア帝国軍の侵攻を阻止するために戦います。 圧倒的な力の差で陥落目前だった王国に救世主現るといった感じです。 魔女が出てくるくらいですからファンタジーなんです。 しかもナウシカや魔女の宅急便を思い起こさせるような性格のいい15歳の少女なんですね。 でも正当防衛とはいえ撃ち落とされていく戦闘機や戦車の中にいるのは人で、魔女の圧倒的な力の前になすすべもないとなると帝国軍すら気の毒に思えました。 一般的に描かれる悪としての帝国軍がそれほど悪に見えないんです。 ちょび髭の有名人も出てこないし。 イゼッタは魔女一族の最後の生き残りのようで、天敵なしなんですが弱点はありました。 彼女のパワーの源は大地の中を流れる目には見えないレイラインというエネルギーの川で、それが流れていないところでは魔法が使えないんです。 この秘密を絶対に漏らさないために偶然その場に居合わせてしまった自国の若い兵士が殺されたり、なんだか理不尽ですが戦時下にはありそうなエピソードも盛り込まれていてディズニーアニメにはないリアル感を出しています。 打倒ゲルマニア帝国の連合国サイドも、魔女を味方につけた小国に対して警戒心を強め、同盟を結ぶべきか躊躇するんです。 第2の脅威になりえますからね。 帝国側もクローン技術を駆使してイゼッタに対抗できる魔女を作り出したり、原爆を思わせる爆弾も開発済みで脅威度が拡大して描かれていました。 全12話なんですが最後まで落とし所がわからないまま進み、最後の最後でやっと史実に基づく流れに戻ってきて若干しりすぼみな感じは否めません。 『終末のイゼッタ』は、亜細亜堂制作のアニメ作品で2016年に放送されました。 ストーリーは割とシリアスですが美少女しか出てこないのでやっぱりファンタジーだなあと感じます。 公式サイトはこちらです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019/02/18 06:24:02 PM
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