テーマ:社交ダンス(8308)
カテゴリ:競技会関連
2019年9月7日、世界選手権ラテンがモスクワで開催されました。
いろんなカテゴリーがある中、文字どおりWDSFラテンの世界一を決める年齢制限なし(アダルト)の世界選手権です。 出場組数84組で、結果は以下の通りでした。 <決勝> 1. Armen Tsaturyan - Svetlana Gudyno(ロシア) 2. Marius-Andrei Balan - Khrystyna Moshenska(ドイツ) 3. Timur Imametdinov - Nina Bezzubova(ドイツ) 4. Andrey Gusev - Vera Bondareva(ロシア) 5. Charles-Guillaume Schmitt - Elena Salikhova(フランス) 6. Andrea Silvestri - Varadi Martina (ハンガリー) シニア戦の選抜の仕方は各国に委ねられていて事実上何組出てもいいんですが、このトップ中のトップを決める世界選手権は各国2組ずつしか出られないんですよ。 それなのにロシアとドイツが決勝に2組ずつ入っているということで、この2国がダンス大国だということが分かりますね。 フォーメーションダンス(スタンダード)の世界選手権も同時開催されたんですが、ここでもロシアとドイツの頂上対決でした。 会場はこちら。 開催地がモスクワというのもあるかもしれませんが、勝ったのはロシアです。 決勝の位置を虎視眈々と狙う準決勝メンバーも見てみましょう。 <準決勝> 7. Edgar Marcos Borjas - Alina Nowak(ポーランド) 8. Konstantin Gorodilov - Dominika Bergmannova(エストニア) 9. Moldovan Paul - Tatar Cristina(ルーマニア) 10. Winson Tam - Anastasia Novikova(カナダ) 11. Yan Bangbang - Du Yujun(中国) 12. Malthe Brinch Rohde - Sandra Sorensen(デンマーク) 7位だったポーランドの選手はジャーマン・オープンで6位に入っていた選手です。 優勝したアーメンたちがジャーマンには出ていなかったのでそのまま一つ順位を落とした形になってます。 時期的に近いせいもあるかもしれませんが、ロシアのグッセフがフランスのシュミットさんたちを上回ったという入れ替わり以外、ほとんどジャーマンと同じ並びですね。 日本から派遣された2組の成績は以下の通りでした。 <日本代表の順位> 55. - 56. Kazuki Sugawara - Laura Collavizza 59. - 60. Kazuki Hachiya - Madoka Minakawa この2組の踊りは三笠宮杯とかで見たことありますが、私から見たらウルトラ上手い選手たちです。 それでも世界の中ではまだまだ上がいるってことなんですね。 ドイツやロシアに対抗できるようになるにはどうしたらいいんでしょう。 やっぱり英才教育ですかね。 フィギアスケートや新体操やシンクロナイズドスイミングなどでは日本は世界トップクラスですし、ブレイクダンスでもそうですから体格や運動能力やセンスの問題じゃないんですよ。 ジャーマン・オープンでトップ選手たちの踊りを生で見ましたけど、うますぎて自分には何が違うのか分かりませんでした。 強いていうなら隙の無さでしょうか。 試合の様子はテレビですぐに放映されていて、国民全体の競技ダンスに対する親近感も全然違うんだなと思いました。 日本で言ったら野球とかサッカーと同じくらい、ちょっと言い過ぎかもしれませんが、子供から大人まで知らない人はいないくらいの浸透度なんでしょう。 日本でもそうなって欲しいと思いますね。 ロペスたちの活躍をとっかかりにしてもいいので、グランプリ本戦が当たり前のようにテレビで見られるようになったら、もっとやりたいと思う子供達も増えて世界トップレベルに手が届く日が来るのではないかと思います。 自分の身体は自分で守る お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019/09/10 09:24:43 PM
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