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2019/10/05
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テーマ:社交ダンス(8307)
カテゴリ:アートのはなし
400年も前の人で生きた証をこの世に残している人は限られていると思うんです。

その頃の画家で有名なレンブラントやルーベンスの名前は聞いたことがあってもアダム・エルスハイマーという名前を知らない人は多いでしょう。

私もテレビ番組『アートステージ 画家たちの美の競演』を見て知りました。

「聖家族のエジプトへの逃避」(エルスハイマー 1609年)



32歳の若さで亡くなった彼は、友人だったルーベンスに美術界の大いなる損失だと言わしめ、たった40作品ほどしか残さなかったにもかかわらず、レンブラントや私の大好きなクロード・ロランブリューゲル、のちのイギリス画壇にも大きな影響を与えました。


「ピレモンとバウキスのもとのユピテルとメルクリウス」
(エルスハイマー 1609/10年)




1578年3月18日、エルスハイマーはドイツのフランクフルトに生まれました。

20代でイタリアに渡り、1610年にローマで亡くなるまでずっとイタリアにいたようです。





彼の作品はとても小さいのが特徴です。

一番上の夜景の絵はA3サイズだそうです。

その中に日時が特定できるほど非常に細密に1200個も星を描いてあるとか。


『聖家族と洗礼者ヨハネ』(1600年以前)



この絵も縦37.5cm、横24cmの小品ですが、底なしの奥行きを感じます。

ルーベンスは彼の死後、こんな風に書いていたそうです。

「小さい人物画、風景画、その他多くの主題において彼にかなう物はいなかった……人は彼から、これまでもこれからも決して見ることのないものを期待することができた。」

確かに素晴らしい絵でした。


ハート部屋に飾るならこの絵!ハート





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Last updated  2019/10/07 06:12:03 PM
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