テーマ:社交ダンス(8300)
カテゴリ:旅行記
<いきなり欠航>
WDSFシニアIIIラテン世界選手権はスペインのグアダラハラで開催されました。 スパニッシュオープンとの併催で、大きな2つの体育館で国内戦に合わせてWDSFの様々なカテゴリーの試合が2019年12月6日から8日までの3日間に渡って行われます。 首都マドリードの北東約60キロに位置するこの街はマドリードのベッドタウンでもあり、工業都市でもあります。 出発直前に叔母が亡くなって慌ただしかったんですが、さらに追い討ちをかけるようなニュースが飛び込んできました。 フランクフルト経由でマドリードに飛ぶ予定だった飛行機の欠航を知らせるメールが前日になって届いたんです。 詳しくはチェックインカウンターでとのことだったので、仕事を終えて夜9時の電車で羽田空港に向かいました。 羽田空港国際線ロビーはもうすっかりクリスマスモード。 全日空のカウンターで話を聞くと、フランクフルトまでのANA便は通常どおりなんですが、フランクフルトからマドリードまでのイベリア航空が欠航とのこと。 どうもフランスの大規模なストライキが管制業務にも影響している様子で、代替便は日本では用意できないので申し訳ないが現地で自分で掛け合ってくれという話です。 3年前のストライキのことが頭に浮かびました。ルフトハンザのストライキでドイツで2日間足止めをくらい、世界選手権に出場できなかった苦い思い出。 夜中の1時過ぎに羽田を出発し、約12時間でフランクフルトに到着しました。 ターミナル1からターミナル2への移動はこの電車に乗ります。 日本との時差は8時間で、この時まだ朝の5時台でした。 朝早すぎて、どの空港会社のカウンターにも人なんかいません。 イベリア航空のカウンターには女性が座っていました。 事情を説明すると、申し訳ないが今日のこの後のマドリード行き3便は全て満席ですとのこと。 それは困るからルート変更してでもなんとか今日中にマドリードに運んでくださいと懇願すると、事務所に電話をかけて超早口スペイン語で何か相談してくれてました。 結局、朝6時20分の便の代わりに昼の12時半の飛行機にねじ込んでくれて、フランクフルトのトランジットは6時間で済みました。 ほっとしましたけど、でも長かったですよ。 カフェでご飯食べたりして時間を潰し、なんとかスペインの地を踏めることになりました。 でもまだまだ受難は続きます。 (つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019/12/10 11:40:51 PM
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