テーマ:社交ダンス(8310)
カテゴリ:映画のはなし
オリンピックで人類は史上最強を何度も塗り替えてきました。
競走馬の世界ではセクレタリアトが1970年代初頭に打ち立てた記録をなかなか破る馬は出てこないようです。 それぐらい圧倒的な強さを誇った馬だったんですね。 そんなこととは全く知らずにシービスケットみたいな映画かなと思って見ました。 ディズニー映画だからそれほど外れはないだろうと。 4人の子供を育てる専業主婦だったペニー(ダイアン・レイン)が、母親の訃報を聞き実家のバージニアに帰ったところから始まります。 競走馬を育てる牧場主の父は病気で牧場は赤字続き。 ペニーの兄は牧場の売却を提案します。 しかし馬が好きだったペニーは父から経営権を譲り受けて存続することにするんですね。 遺伝的にスピードはあるけどスタミナがないだろうと周囲からあまり期待されない仔馬が産まれました。 ペニーはそうは思ってなかったようです。 ただただよく食べる馬でした。 それが後世に名を残す名馬セクレタリアトだったんです。 1970年ごろはまだ女性の社会進出はまれで、世間の風当たりもきつかったと思います。 家庭と牧場の二重生活で、家庭崩壊しなかったのは夫や子供たちの協力があったからでしょうね。 ユニークな調教師ルシアン(ジョン・マルコヴィッチ)との出会いや強気の騎手ロン・ターコットの助けを借りてセクレタリアトは競走馬としての力をつけていきます。 ペニーの父クリス・チェネリーが亡くなって多額の相続税を支払わなければならなくなった時はピンチでした。 兄はセクレタリアトを売って税金を払おうといいますが、ペニーは納得しません。 馬主たちから引退後の種付け料として融資を募ります。 その話に乗ってくれた人が一人いたんですが、条件がありました。 三冠達成です。 このハードルは高すぎました。 特に3つ目のベルモントは2400mの長距離で、これまでセクレタリアトが経験したことのないスタミナ勝負。 その大勝負にペニーは勝つことができるのか。 最後の最後に観客席に本物のペニーがクローズアップされてその時初めてひょっとして実話なのかなと思ったんです。 セクレタリアトはカメラを向けられるとポーズ取るんですよね。 ペニーの話がちゃんと分かっているような頭のいい馬でした。 『セクレタリアト/奇跡のサラブレッド』(原題: Secretariat)は、2010年のアメリカ映画。 ランダル・ウォレス監督作品です。 予告編はこちら。 最高に後味のいい映画でした。 今日見る映画に悩んだら、これ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020/03/28 11:06:48 AM
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