テーマ:社交ダンス(8300)
カテゴリ:アニメのはなし
孤児のどろろは、盗みを働きながら戦国の世を強く生き抜いていました。
ある日、目も耳も不自由ながら両手に仕込んだ刀で巨大な化物を退治する青年に出会います。 彼の名は百鬼丸。 化物を退治するたびに体の一部を取り戻せることを知り、旅を続けています。 百鬼丸は、疫病や凶作に苦しむ醍醐の国を救うため、領主だった醍醐景光が十二体の鬼神に生贄として差し出した長男でした。 目も耳も肌も手足もなく産まれてきた百鬼丸は川に流されます。 流れ着いた彼を救ったのは義手や義足を作って死者を弔う寿海という医者でした。 百鬼丸という名を与え、手足を与え武術を授けます。 それから16年。 百鬼丸は目は見えないながら魂の色のようなものは見えていました。 寿海のもとを離れ運命の旅に出ます。 化物退治で村を救うと報酬をもらえることに目をつけ、どろろは百鬼丸をアニキと慕って旅に同行することになりました。 どろろというタイトルですが、主人公はどろろというより百鬼丸ですね。 百鬼丸は強い、とにかくべらぼうに強いんです。 二人の旅に同行するわけではないが、つかず離れず登場する琵琶丸というお坊さんがいるんです。 琵琶丸も盲目なんですが、百鬼丸と同じように魂の色が見えるんですね。 そしてこの人もとても強い。 手塚治虫原作の漫画をもとに2019年に製作された全26話のアニメです。 いろんな化け物が登場するのも、体のパーツを取り戻していくというストーリーも面白いと思いました。 百鬼丸の後に多宝丸という五体満足の子供が産まれ、百鬼丸の存在を知らされずに後継者として育てられるんですが、この二人が出会った時の葛藤もとてもよく描かれています。 子供の頃にテレビで見て、怖くて見るのをやめた記憶があります。 1969年に一度製作されたようです。これは子供には刺激が強いですね。 死が身近にある時代背景の中で翻弄され続ける人々の心模様が伝わってくる、どちらかというと暗い物語でした。 でも、おすすめです。 絶対ハマる、厳選アニメ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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