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2021/10/07
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テーマ:社交ダンス(8310)
2021年のノーベル物理学賞は、地球温暖化を予測する気候モデルの開発に取り組まれた真鍋淑郎さんら3名が受賞されました。

気象学って物理学なのかなと、このニュースを聞いたときまず思ったんですが、でも化学でもないし平和でもないだろうし、やっぱり物理しかないんでしょうね。

こちらは地球温暖化が年を追うごとに進んでいるのを見せてくれる動画です。


Five-Year Global Temperature Anomalies from 1880 to 2016
(NASA & NOAA)



90歳で受賞とのこと。

こういう人こそ、長生きしてて良かったと言えるなあと思いました。



左から真鍋淑郎氏、クラウス・ハッセルマン氏、ジョルジョ・パリージ氏


真鍋さんの気候モデルは、現在でもお天気の長期予報を出すときに使われているとか。

1960年代のコンピュータなんて、電卓に毛が生えたようなものだったと思いますし、入力もパンチカードか何かだったんじゃないでしょうか。

とんでも無く時間がかかったでしょうね。

そんな時代でもロケットは月まで行けたんですから、コンピュータシミュレーションで気候変動も計算できたのかもしれません。





真鍋さんはなぜアメリカに渡ったのかという質問に対して、調和を重んじる日本より、好きなことを自由に研究できるアメリカが自分の気質に合っていたとおっしゃっていました。

同じような理由で優秀な研究者の多くが海外流出しているのは残念な気がします。

現在世界的に叫ばれているCO2削減も、そのきっかけを作ったのが1989年に発表された真鍋さんの論文なんだそうです。





当時はまだ『異常気象って何?寒い冬がなくなるなら温暖化してもいいんじゃないの?』なんて軽く考えてました。

ここ数年の爆弾台風による被害や、海水温上昇による不漁のニュースを聞くにつけ、今やっと温暖化の怖さが身にしみて分かるようになりました。

真鍋さんは、研究を進める原動力は好奇心とおっしゃってました。





好奇心を持っている人は、楽しく長生きできるということなんでしょうね。

ノーベル物理学賞、おめでとうございます。

ご興味ある方、研究の内容をこの辺りでご覧になれます。







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Last updated  2021/10/07 07:29:13 PM
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