テーマ:社交ダンス(8310)
カテゴリ:アニメのはなし
オロチ討伐のために力を尽くした曇兄弟と仲間たち、そしてそれに対抗しようとする風魔一族のスピンオフが、前・中・後篇の3編によって綴られています。
映画『曇天に笑う』では触れられていなかった過去や、討伐後についての物語です。 前篇『曇天に笑う<外伝> ~決別、犲の誓い~』 オロチと戦って大怪我を負った曇 天火(くもう てんか)は車椅子生活を強いられています。 両親の墓参りにやってきた天火は、オロチ復活の11年前に創設された右大臣直属部隊・犲(やまいぬ)の一員でした。 父の曇 大湖(くもう たいこ)は犲の師範を務めていて、天火を含め8名の隊員は国をオロチから救う大義のために訓練に明け暮れる毎日を送っています。 実写版では5人だったんですが、アニメでは女性や小柄の老人も入ってましたね。 曇兄弟の両親は志半ばにして風魔に殺され、天火も訳あって犲を抜けましたが、オロチ討伐を終えた犲のメンバーたちが、師匠の墓前で解散式を行うという話でした。 中篇『曇天に笑う<外伝> ~宿命、双頭の風魔~』 風魔一族には一人前の忍者になるために厳しい掟がありました。 忌み子である双子として生まれた金城 白子(きんじょう しらす)の子供時代を描いています。 生き残るのはどちらか一人だけ。しかし両親は弟を洞窟にかくまって育てることに決めます。 成人になるための儀式として、頭領の定めた近親者を殺す命令が出ます。白子は尊敬する父を殺せと言われてしまいます。 オロチ復活に向けて頭領のやり方はますますエスカレートし、ついに反乱を起こして双子の弟と二人、十代目風魔小太郎として一族の頭領になるというお話でした。 後篇『曇天に笑う<外伝> ~桜華、天望の架橋~』 実写版の映画では触れられていませんでしたが、オロチ討伐のためそれに対抗できる力を持つ人間を作り出す人体実験が政府主体で密かに行われていたようです。 天火も以前その被験者となり大変な苦痛を味わったようなんですね。 オロチ討伐が終わったあともその実験施設は残っていて、オロチ細胞を埋め込まれた被験者たちが脱走し、我を忘れて人々を襲撃するという事件が起こります。 旅に出ている天火に代わって、弟の空丸たちが元犲メンバーとともにこれに挑みます。 しかしオロチの器となった経験のある空丸には、被験者の苦しみが痛いほど分かるんですね。 3部作、面白かったです。忍者物はダークな話が多いですけど、中篇の風魔の話がこの中では一番グッときましたね。 詳しい情報は公式サイトでご覧ください。 絶対ハマる、厳選アニメ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022/01/17 09:03:19 AM
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