2022/03/13(日)09:43
春を感じた日
震災から11年、テレビではウクライナのニュースと合わせて震災からの復興状況を伝える番組がいくつも報じられていました。
未だ行方不明の方が何千人もおられるとのこと。
災害も戦争も、その影響が後世に長く影を落としますね。
ロシアがウクライナ侵攻を開始したのと同じ日に入院した母が、今日退院でした。
入院中テレビで食の番組が目について、退院したらあれも食べたいこれも食べたいと夢に描いていた様子で、まずは美味しいお蕎麦が食べたいとのこと。
私はお蕎麦と春野菜の天ぷらを注文したんですが、この天ぷらが美味しくてね。
今日はいきなり春が来たような暖かい陽気で、筍や薇などの爽やかな春の味覚に酔いしれました。
食料品の買い物をしてから母の家にもどり、布団を干したり床を磨いたり古くなった食品を処分したり。
ケアマネさんにも来ていただいて支援の相談をしました。
入院前に介護度の更新があって、前回の要介護4から一気に要支援2まで落とされてしまったので、それではこれからの生活が大変すぎると見直しを申請していたんです。
ちょうど血圧を下げる薬ももらいに行きたいと言っていたので、担当医の意見書をもらうために、このあと一緒にかかりつけの診療所に行って、幾つかの質問に答えたり認知度テストを受けたりしました。
前回受けたときは認知症ギリギリセーフだったんですが、今回はほぼ満点に近い好成績で、なんか入院したら頭よくなっちゃったのかななんてね。
おはぎが食べたいとずっと言ってたんですが、まだスーパーで売ってなかったんです。
代わりに桜餅と草もちの詰め合わせとどら焼きを買い、通帳の記帳したり髪を染めたり爪を切ったりと母の要望に全てお答えして丸一日、こういうのを毎日やっておられる方は大変だろうなとしみじみ思いました。
母も大将に時間を割いてもらっていることには申し訳なく思っているようで、『これで美味しいものでも食べて』と心付けを渡していました。
私が母のわがままにブチ切れそうになる側で、大将はいつも緩衝材になってくれて本当に助かります。
今度また、なんかおごるね。いつもありがとう。