2023/07/24(月)19:49
スタンダード世界選手権 2023
中国の無錫(むしゃく)で、2023年7月21日、WDSFアダルトのスタンダード世界選手権が開催されました。
大会は23日までの3日間で、7月22日にはラテン、23日にはスタンダードのグランドスラム競技も併せて行われました。
無錫市(Wuxi)はウーシーと読むらしいんですが、中国東部、太湖に面した上海に近い都市だそうです。
7月21日(金)
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スタンダード世界選手権 出場62組
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1. Evaldas Sodeika - Ieva Zukauskaite(リトアニア)
2. Tomas Fainsil - Violetta Fainsil(ドイツ)
3. Cojoc Rares - Matei Andreea(ルーマニア)
4. Dariusz Mycka - Madara Freiberga(ポーランド)
5. Vadim Shurin - Anastasia Meshkova(ラトビア)
6. Yuan Shaoyang - Qi Chongxuan(中国)
アダルトによる世界選手権は年齢制限なしの文字通り世界一を決める大会ですが、開催国が珍しくアジアだったので、マレーシア、モンゴル、韓国、香港、マカオ、タイ、ベトナム、フィリピン、台湾など普段ヨーロッパの大会にはあまり出場されていない国々からも参加がありました。
この他にはイスラエル、スウェーデン、フィンランド、オランダ、ハンガリー、スペイン、フランス、オーストリア、カザフスタン、クロアチア、スロバキア、エストニア、イタリア、日本、チェコ、ブルガリア、ドイツ、スイス、ラトビア、デンマーク、ウクライナ、ポーランド、アゼルバイジャン、ルーマニア、リトアニア、中国から代表が参加。
ジャッジはリトアニア、ポーランド、中国、イタリア、チェコ、ルーマニア、ドイツ、日本、ポルトガル、マレーシア、スロバキア、香港から各1名ずつの計12名です。
日本からは小嶋みなと・盛田めぐみ組と大西大晶・大西咲菜組が参加され、1次、リダンス、2次予選を踊り、共に39位の成績でした。
お疲れ様でした。
こちらは優勝したソデイカ組のインタビューとハイライトシーンです。
去年の様子はこちらです。
7月22日(土)
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グランドスラム ラテン 出場122組
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1. Marius-Andrei Balan - Khrystyna Moshenska(ドイツ)
2. Charles-Guillaume Schmitt - Elena Salikhova(フランス)
3. Yan Bangbang - Du Yujun(中国)
4. Malthe Brinch Rohde - Sandra Sorensen(デンマーク)
5. Winson Tam - Anastasia Novikova(カナダ)
6. Konstantin Gorodilov - Polina Figurenko(エストニア)
出場組数の半分くらいが中国の選手だったようです。
優勝したモンシェンカがインタビューで、ビザの問題がなければもっと多くの優秀な中国の選手がヨーロッパの試合に参加できるのではないかと言っていました。
大西大晶・大西咲菜組はラテンにも参加されていて、55位の成績です。
7月23日(日)
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グランドスラム スタンダード 出場124組
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1. Alexey Glukhov - Anastasia Glazunova (モルドバ)
2. Tomas Fainsil - Violetta Fainsil(ドイツ)
3. Cojoc Rares - Matei Andreea(ルーマニア)
4. Dariusz Mycka - Madara Freiberga(ポーランド)
5. Vadim Shurin - Anastasia Meshkova(ラトビア)
6. Dmitri Kolobov - Signe Busk (デンマーク)
世界選手権チャンピオンのソデイカ組(リトアニア)と6位だった中国の選手が棄権でした。
2位から5位までは世界選手権と同じ順位で、6位には7位だったデンマークの選手が繰り上がっています。
優勝のアレクセイ&アナスタシアはロシアの選手ですが、今はモルドバに拠点を置いているようですね。
7月初めのドイツ、5月のチェコの試合でも優勝している実力派です。
日本の小嶋みなと・盛田めぐみ組は58位、大西大晶・大西咲菜組は54位の成績でした。
大西組はこの後ドイツで開催されるジャーマンオープンにも参加されるようです。
活躍に期待しましょう。
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