2024/02/06(火)12:27
ゴールデンカムイ(第三期)
網走監獄にいた金塊のありかを知るのっぺら坊は、やはりアシㇼパの父親でした。
アイヌたちを殺したのは自分ではないと言った直後、尾形によって杉元ともども狙撃されて、のっぺら坊は金塊の秘密を伝えることなく命を落とします。
負傷した不死身の杉元は、鶴見中尉の元で治療を受けて昏睡状態から脱します。
頭撃たれても死なない人っているんですね。キングスマンを一瞬思い出しましたよ。
キロランケに連れ去られたアシㇼパを追って、杉元たちは樺太へ。
これはゴールデンカムイ第二期に続く第三期全12話の物語です。
日露戦争で、当時樺太の南部は日本領になっていました。
樺太アイヌの人たちが、犬ぞりを貸してくれたり杉元たちを助けてくれます。
この旅にはマタギの谷垣の他に、鶴見中尉の忠実な部下である月島軍曹と鯉登少尉も同行していました。
荷物に隠れていたアイヌの子チカパシとアイヌ犬のリュウも、通訳や先導犬として役に立ちます。
のっぺら坊亡き後、金塊の暗号を解くカギを記憶のどこかにとどめている可能性があるのはアシㇼパだけだったので、鶴見中尉も彼女の探索の先遣隊として杉元たちを行かせたんです。
キロランケはアシㇼパを樺太の亜港監獄にいるソフィアと会わせることで、刺青人皮の暗号を解くカギを思い出すかもしれないと考えていました。
彼はあくまで金塊をアイヌのために使いたかったので、誰よりも先に暗号を解く必要があったんです。
キロランケは彼女の父ウイルクの昔話をします。
ロシア皇帝暗殺の実行犯だったソフィア、キロランケ、ウイルクの3人は極東へ逃亡し、ウラジオストクの写真館で長谷川という男に日本語を習っていたことがありました。
穏やかな日々は束の間、写真館にロシアの秘密警察がやってきて3人は樺太へ渡ることに。
秘密警察の狙いは3人ではなく、スパイとしてロシアに潜伏していた長谷川(鶴見)だったんです。
長谷川は一緒に暮らしていたロシア人の妻とまだ幼い子供を失い、心に深い傷を負います。
キロランケたち一行には脱獄王の白石とスナイパーの尾形がいました。
彼らの協力で亜港監獄からソフィアを脱獄させるのに成功し、アシㇼパは刺青の暗号を解く鍵に気づきます。
尾形が他のみんなを出し抜いてアシㇼパから秘密を聞きたそうとしますが、そこへ間一髪、杉元たちが追いつきました。
流氷の上で寒そうな戦いが始まるんですね。
ロシアの伝統競技・スチェンカなんていう殴り合いの試合も出てきたり、幕末の「人斬り用一郎」と新撰組「鬼の副長」・土方歳三が対決したり、今回も盛りだくさんの内容です。
ロシア語ペラペラの月島軍曹の過去話も見応えがありました。
ようやく再会を果たした杉元とアシㇼパ。彼女はいつ、誰に、暗号のカギを明かすのでしょうか。
<これまでの話>
ゴールデンカムイ第一期
ゴールデンカムイ第二期
絶対ハマる。厳選アニメ。