テーマ:社交ダンス(8594)
カテゴリ:ワンポイントレッスン
スタンダード講習、テーマは『リード&フォローをスムーズにするためには?』です。
講師は小林先生でした。 2020年にJBDFから移籍されて、いまはJDSF-PDとして茨城県ひたちなか市にあるK'sダンスカンパニーで指導に当たっておられます。 リード&フォローが絡む基本の動きの種類は3つ。 1 足を使った移動 2 回転 3 スウェイ まず向き合って両手をつなぎ、足をつかった前後左右の移動を行います。 注意するのは、リード&フォローそれぞれの動きは足の上の体重移動から起こるということでした。 スタンダードは必ず両足を平行にして立つこと、膝は内側に入らないように曲げること、腕で押したり引いたりしないこと、そして前傾や後傾姿勢にはならず、まっすぐの立ち方を保ったままどの方向にも移動します。 カップルで組んでスローフォックストロットのゴールデン・ベーシックを踊ってみました。 スウェイなしで、足の上の体重移動に全集中です。 2番目の回転運動。 スタンダードの回転は肩と腰の2箇所だけです。 肘を曲げて真横に張り、手を肩に置いて、左肘ー左肩ー右肩ー右肘が一直線の状態で腰は動かさずに肩だけを回します。 一直線にしたままだとそれほど回れないものですね。すごく回った気がするのは前の肘が動いている場合が多いです。 次に肩はそのまま、腰だけを左右に回します。 具体例としてプロムナードポジションをつくってみました。 男性は肩だけの回転、女性は腰だけの回転です。 よくある間違いは男性も腰を回してしまう、女性も肩を回してしまうことで、これどちらも見覚えのある残念シェープでした。 PPでV字に開くといっても、ホールドは平行を保つ必要があります。 最後にスウェイの話です。 1 テクニカルスウェイ 2 リリーシングスウェイ 3 コスメティックスウェイ この3種類。 テクニカルスウェイは腰をつかった全身の大きなスウェイです。 リリーシングスウェイは腰は動かさず上半身で作るスウェイ、コスメティックスウェイは肩甲骨から上だけをつかったスウェイになります。 去年もこれ系の話だった気がしましたが、何しろこれらがすべての基本ということなんでしょうね。 小林先生がダンスを踊る時に一番注意することは、『いかに美しく踊れるか』だそうです。 先生方のスローフォックストロットのデモを見せていただいて、次はラテン講習会です。 ボディ・ケアと怪我の予防 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/07/14 11:07:27 PM
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