テーマ:社交ダンス(8627)
カテゴリ:ワンポイントレッスン
競技会形式の踊り込み練習会に参加しました。
去年の夏も来てくださったJBDFの大西亘・大西ちかる組が北海道から参加してくださって、今年はタンゴのベーシックに関するレクチャーです。 リーダーの亘先生が茨城出身で、主催してくださった方と同級生とのこと。夏休みの里帰りついでに来てくださったようです。 参加者はシニアから大学生まで、どちらかというとスタンダード・メインの方が多い練習会でした。 うちは母の外出日と重なって、参加したのは1回目の踊り込みが終わる頃です。 参加費は一人2500円。 5ヒートに別れてラテンとスタンダードを2ラウンドずつ、4種目で行われていました。 練習会の前には個人レッスンも行われていたようです。 レクチャーは1時間半で、テーマはタンゴの『エネルギーとハーモニー』でした。 ツーウォーク・リンク〜フォーラウェイ・ホイスク〜ピボット〜ストップロック~ヴェニーズロック~フォーラウェイ・リバース~オープン・リバースターン・レディアウトサイド、だいたいこんな流れだったと思います。 そこからクローズ・ポジションになってスローアウェイ・オーバースウェイ〜オーバースウェイして最後はプロムナードポジションで終わります。 3グループに別れて少しずつ、陥りやすい間違いなどを織り交ぜながら男女それぞれの注意点を教えていただきました。 まず感心したのは止まった時の間の取り方です。ツーウォーク・リンクやストップロックのあと、タメがあるんですよ。 ビシっと止まったあとそもままフリーズしてるわけじゃないんですね。 爆発前のエネルギーを貯めてる感じで、二人がジワ〜っと膨らんでいくようでした。 ラテンと同じだなと思ったんですが、タンゴってそういえばラテンでしたね。 早速トライしましたが、これって女性が一人だけ膨らんでもダメみたいです。 テーマである『エネルギーとハーモニー』の一つの見せ場なんでしょうね。 男性の注意点でよく出てきたのは右肘を引かないで左ボディを出すということ。 フォーラウェイ・ホイスクやピボットは右手で女性を引っ張りがちです。 ストップロックやスローアウェイ・オーバーゥウェイなどは見せ場なのでつい腕を奮いたくなりますが、腕は使わないで足の裏と腰のちょっとした動きでリードするんですね。男性は内回りなんで。 女性の注意点としては、回転動作やホイスクなどで男性の右ボディから外れて行かないということ。 ホイスクやフォーラウェイなどつい先走ってカパっと開いてしまいがちです。 フォーラウェイを1歩ずつ解説してくださって、大きいステップ、中ぐらいのステップ、ちっちゃいステップがはっきりと踊り分けられていることが分かりました。 ただ全部をでっかく踊ればいいってもんじゃなくて、ハーモニーはこうやって踊り分けて作るんですね。 アウトサイドパートナーになる時に、男性は女性が次にアウトサイドに出られるようにポジションを調整するんですが、それをいち早く察して女性は自分でもアウトサイドに出るスペースを作りにいくというのもヘ〜と思いました。 お手本のベーシック、ご興味ある方はこちらをどうぞ。 レクチャーの後、半分くらいの方は帰られたんですが、私たちはまだ踊り込みをしていませんでしたので、2ヒートに別れてスタンダード1ラウンド、ラテン2ラウンド、ラテンの最後は5種目連続で締めさせていただきました。 大将はルンバが納得いかなかったようで、スタジオのオーナーさんにお願いして少しだけ居残り練習をさせていただいたんです。 大学生の方々がもう一度見たいと言って下さったので、オナーダンスのようにルンバを練習させて頂けて嬉しかったです。 どうもありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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