テーマ:社交ダンス(9042)
カテゴリ:今日の出来事
車で聞いていたラジオで『ほぞをかむ』という表現がでてきました。
『ねえ、ホゾってなに?』と、私。 大将は『僕もそう思った』と言います。 意味的には後悔するってことだから、きっとホゾって噛んでみたら苦かったみたいなものなんだろうなということで話が落ち着いたんです。 『苦虫を噛む』っていうのもあったよね。 『苦虫ってどんな虫だ』とか、『子供の頃、落ちてた桃と一緒に食べたアリは苦かった気がする』とか、その後、関係ない方向へ話は発展して行きました。 こんなどっちでもいいような話で盛り上がって、よく曲がるところを間違えたりするんですよ。 ![]() 後で調べてみたらホゾはへそのことで、自分のヘソは自分で噛めないことから、『どうにもならないこと』という意味なんだそうです。 噛んでないじゃん。 ![]() 広辞苑では、後悔する、 取り返しのつかないことを悔やむとあって、後になってからあの時やっていればと悔いることを表すとのこと。 後悔は『噛んで苦かったから後悔』ではなく、『噛んどけばよかった後悔』なんですね。 ![]() ヘソが噛めるとしたら、生まれたての時ぐらいですよね。 赤ちゃんは息するのが精一杯で、へそ噛もうなんて思わないでしょう。 なんでこんな言い方するんですかね。 後になってふり返るというより、悔しい思いをした時に使ったりしませんか? 信じてた人に裏切られたとか、好きな人を取られたとか。 ![]() さらに調べてみたところ、出所は春秋時代(紀元前722年〜481年)を中心とする中国古代の史伝説話だそうです。 将来的に鄧の国を滅ぼすのは、甥である楚の文王に違いありません。もし今のうちに手を打っておかなければ、後になってホゾを噛むことになりますぞ。手を下すのならば、今この時です。 鄧侯に仕える三人の家来に諭されるんですが、可愛い甥っ子が遠征の途中に立ち寄ってくれてたんですからね。手を下したら親戚だけでなく、国中から白い目で見られます。 それでみなさんご想像の通り、後に国を滅ぼされてしまうんです。 ![]() そもそも臍って漢字、書けませんでした。 訓読みが『へそ』と『ほぞ』の2種類あることも初めて知りましたよ。 ちなみに音読みは『セイ』と『サイ』です。 臍下丹田(せいかたんでん)ではセイと読んでますね。 ダンスもそうですけど、知らないことってまだいっぱいありますね。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025/02/10 07:07:03 PM
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