高校の部活をテーマにした漫画やアニメはたくさんありますが、中でもスラムダンクや黒子のバスケ、ハイキューなどの球技ものは大好物です。

この物語の主人公は、元全日本代表を母親に持つ才能もやる気も人一倍ある高校一年。

ただ、身長が149センチなんですね。





そんな彼が入学した九頭龍（くずりゅう）高校バスケ部には大きな問題がありました。

部活動は全員入部制でバスケ部もあることはあるんですが、活動は特にしていなくて部室は不良の溜まり場になっていました。

金髪リーゼントの花園百春と、双子だけど全く似ていないアフロの花園千秋。





この二人は中学でバスケに挫折して、大きな体を持て余しています。

ヤス、ナベ、チャッキーのバスケ未経験者三人とつるんで、部室でゲームしたりお菓子食べたり、つまらない毎日を送っていました。





そこへやってきた新入部員、車谷 空（くるまたに そら）。

小柄ながら３ポイントシュートの正確さ、ドリブルのテクニックは素晴らしく、何よりバスケへの情熱が半端ないんですね。





さらに広島出身の天才プレーヤー、通称トビが加わってインターハイ予選に向けて動き出します。





たかだか３ヶ月くらいで予選を勝ち上がれるほどバスケは甘くないんですが、持ち前の身体能力とセンスで結構良い戦いをするんですよ。





190センチ越えのモキチも加わり、女子マネージャー兼監督のナオも加入して九頭龍高校バスケ部の夏が始まります。





『あひるの空』（あひるのそら）は、日向武史の漫画を原作としたアニメ全50話で、2019年から2020年にかけて放送されました。





空くんのお母さんが病気だったり、学校でボヤ騒ぎを起こして廃部になったりと色々ありましたが、バスケの試合は面白かったし、ギャグの要素も散りばめられていて楽しめました。