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2025/03/11
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テーマ:社交ダンス(9126)
東日本大震災から14年目の今日、職場でも発生時刻に合わせてアナウンスが流れ1分間の黙祷がありました。

その静かな時間、自分たちが生きている間に遭遇しうる地震について考えてみたいと思いました。

文部科学省の特別機関である地震調査研究推進本部で、30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率を示した地震動予測地図を公開しています。

こちらは2020年から30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率の図です。





太平洋側、広範囲で赤紫っぽくて危ないんじゃないの?っていうのが一目で分かりますね。

でも地図の下のカラーバーを見ると、26%は約100年に一度ってことです。

それなら当分来ないかなと思ったら大間違い。

関東大震災は1923年に起こったので、100年以上経ってるんです。もう次がいつ来てもおかしくないってことですよ。

下の図は、10年前の2010年から30年間の図です。





明らかに10年前の方が赤いところ少なかったですよね。

それだけ今の方がピンチが迫ってるってことだと思います。

ただ、赤いからダメとか黄色いから平気とかじゃないというのも覚えておく必要があるようです。

2010年からこれまでの間に、東日本大震災(2011年)、熊本地震(2016年)、能登半島地震(2024年)など大きな被害をもたらした地震が起こっていて、そこが予測地図で赤紫になってるかというと必ずしもそうではないですよね。

下の図は、防災科学研究所の地震ハザードステーションのサイトに載っている確率を理解するための図です。





30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率26%は、交通事故で負傷する確率より高いんです。

交通事故は日本のどこかで毎日のように起こってますから、それより高いというのは怖いですね。

この図は2010年1月1日時点の評価値で、地震発生確率が一番高い(一番左のライン)のは宮城県沖地震の99%。

ただそれが明日なのか30年後なのかは分からないんですよ。東日本大震災は翌年でした。

次に高いのが東海地震(87%)、東南海地震(60-70%)、南海地震(60%)です。





日本列島が乗っかっている大陸プレートの下に、太平洋プレートとフィリピン海プレートが沈み込んでいます。

地震は、プレートの境界部分で起こる地震(海溝型地震)と、陸側の浅いところで発生する地震(活断層型地震)の2つに大きく分けられます。

海溝型地震はジワジワと海側からかかってくる圧に耐え切れる期間が比較的短くて、周期は数十年から数百年と言われています。

宮城県沖は平均37年に一度だそうで、だから今後30年間に起こる確率が99%なんていう高い数字になるんですね。

南海トラフの周期は100年前後で、現在70年経過とのこと。

阪神淡路や熊本などの活断層型は数千年に一度動くと言われています。これは予測できないでしょうね。





自分の住んでいるところがどんな場所なのか、この際知っておくというのもいいかもしれません。

どちらのタイプの地震が来る可能性が高いのか、どんな断層があるのか、これまでどんな地震に見舞われたか、地域別に詳しく調べられるんですよ。

30年以内に発生する地震の確率も書いてあります。

こちらのサイトからどうぞ。











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Last updated  2025/03/11 08:05:53 PM
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