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2025/03/13
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テーマ:社交ダンス(9145)
カテゴリ:映画のはなし
15世紀初頭のイングランドに実在した若い王様の話です。

空がどんよりしているせいか、より暗黒時代を感じさせるリアルな映像でした。

戦闘は重い鎧をつけての泥試合。王同士の一騎打ちもあります。

日本では室町時代。日本でもこんな感じだったのかもと思いながら見ました。





ハル王子は王家の長男ですが、父王とそりが合わずに街で放蕩生活を送っています。

飲み仲間のフォルスタッフたちと連んで酒場でクダを巻く毎日。

ある日、王宮から英国王の父が危篤の使いが来ます。

王宮へ帰ってみると父親はまだ会議の場にいて、弟のトマスに王位を譲ると宣言するんです。

ハルは王になりたいとは思っていなかったんですが、その後弟は戦地で亡くなってしまい、父・ヘンリー4世も病気で亡くなって、ハルはヘンリー5世としてイングランド国王になりました。





王宮は裏切りや内通が横行し、信じられる家臣が欲しかったハルはフォルスタッフを召喚して軍事顧問に据えます。

ハルは内戦で無駄に兵を死なせたくなかったので、王同士の一騎討ちをよく提案していました。

戦争の行軍に僧侶が同行するんですよ。戦死者を弔ったり、戦士たちの心の支えになったりするんでしょうか。籠みたいなものに乗って兵士が担いで運んでました。

チェスの駒にビショップ(僧侶)が入っている理由が、この映画を見て分かった気がしました。





1415年のアジャンクールの戦いでフランス軍を撃破するところがこの物語の中心にありました。

地乗りも悪く多勢に無勢の不利な戦いで、フォルスタッフがいい働きをするんです。

シェイクスピアの戯曲『ヘンリー四世 第1部』、『ヘンリー四世 第2部』、『ヘンリー五世』が原作になっているそうで、フォルスタッフはシエークスピアの創作で実在人物ではないようです。

しかも原作ではハルに冷たくあしらわれるとか。映画では大活躍だったんですけどね。





『キング』(The King)は2019年のアメリカ・オーストラリア合作の歴史映画。監督はデヴィッド・ミショッド、主演はティモシー・シャラメが務めました。

敵方のフランス王子が嫌なやつなんですよ。

泥試合の中に突っ込んでいく若いヘンリー5世、よくあれで生き残ったなと思いました。










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Last updated  2025/03/13 07:10:52 PM
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