テーマ:社交ダンス(9040)
カテゴリ:アニメのはなし
ダー子・ボクちゃん・リチャードが活躍する『コンフィデンスマンJP』の脚本家が、今度はアニメで詐欺師ものの脚本を手掛けた面白い作品でした。
自称・日本一の天才詐欺師の青年が、さらに上手のコンフィデンスマンたちに踊らされ、世界をまたにかけて大掛かりな詐欺事件に巻き込まれていく話です。 背景画がポップでカラフル、絵画のようだなと思いながら見ていました。 ![]() CASE1: Los Angeles Conection(第1話〜5話) 日本で外国人観光客から金を騙しとるケチな詐欺師をしていた枝村 真人 (エダマメ)は、逆に自分の財布を盗られて金髪男のローランを追いかけ、ロサンゼルス行きの飛行機に乗りました。 実はローランはやり手の信用詐欺師コンフィデンスマン。 これもエダマメをスカウトするための仕込みだったんです。 ターゲントはハリウッドの大物マフィア、エディ・カッサーノ。 ただの飴を新型ドラッグ『サクラマジック』として高額で売りつけ、エダマメに開発者を演じさせます。 ![]() CASE2: Singapore Sky(第6話〜10話) エダマメは危ない商売から足を洗って、日本で自動車整備士として働き始めました。 親方に腕を見込まれプロペラ機の整備も学んだところで、シンガポールのエアレースに整備士として派遣されます。 ところがまたしてもこれはローランたちの計画の一部だったんです。 ターゲットは八百長のエアレースを主催する産油国の王子兄弟。 運動神経抜群の仲間アビーが女性パイロットとしてレースに出場し、兄弟をローランが作った裏カジノに誘いこみます。 ![]() CASE3: Snow of London(第11話〜14話) エダマメが下宿していたフランスの小さなレストランの借金苦を救うため、飾ってあった小さな絵画を高額で売りつけることにします。 ところがその絵は長らく行方不明になっていた本物の名画『ロンドンの雪』だったんです。 買ったのは有名な美術鑑定士ジェームズ・コールマンで、コンフィデンスマン仲間のシンシアの元恋人トーマスを破滅させた男でした。 シンシアはコールマンの全財産を奪うべく動き始めます。 ![]() CASE4: Wizard of Far East(第15話〜23話) エダマメは日本で会社員になりました。 今度こそ真面目に働こうと思っていましたが、入った会社が裏で人身売買を行う犯罪組織『朱雀連合会』のフロント企業だったんです。 しかもこれはまたしてもローランの計画の一部でした。 朱雀連合会の子会社から出発して上海で急成長を遂げた犯罪組織『龍虎幇(ロンフーバン)』との対立を利用し、両者から大金を巻き上げようという大掛かりな詐欺を仕掛けていたんです。 ![]() 母と自分を捨てたエダマメの父親も、この計画に大きく関わっていました。 ローランはこの企業に深く入り込んでいて、昔詐欺を仕掛けて殺された婚約者ドロシーの仇を取りたいと思っています。 しかしエダマメは、金だけでなく人身売買で囚われている子供たちも全て救いたいと言い出します。 ローラン一味のお手並み拝見です。 『GREAT PRETENDER』(グレートプリテンダー)は、2020年に放送されたアニメで、タイトルはすごい詐称師とか大した役者みたいな意味のようです。 コンフィデンスマンJPの登場人物、五十嵐がちょこっと出てきました。ダー子にお土産でも買っていこうなんて上海で言ってましたよ。 エンディングテーマはフレディ・マーキュリーの『GREAT PRETENDER』でした。 このアニメの雰囲気にピッタリ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025/03/22 09:13:39 AM
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