テーマ:社交ダンス(9086)
カテゴリ:ワンポイントレッスン
月に一度のコスモス・クラブの日でした。
石原正幸・らら先生を茨城にお呼びしての個人レッスン会、ユニバーサルでの全種目決勝入りのお祝いを言うと、『実は大変だった』話が双方から聞けました。 正幸先生は決勝で足がつって、100%のパフォーマンスができなかったとか。 私たちも経験したことありますので、『シニアの必須アイテム』の漢方をご紹介しときました。 ![]() さて、今日はワルツを見ていただいたんです。 先生は重心について、水が少し入ったペットボトルを使って説明して下さいました。 『このペットボトルを指一本で押して進めてみてください。』 テーブルに置いた水が入っているペットボトルの真ん中少し下あたりをツーーーっと押して進めます。 ![]() 重心を上手く見つけられればそれができることは、感覚的に分かりますよね。 ダンスでも重心を上手く進めることができればバランスよく移動できるはずです。 男性が女性をリードするときにも、女性の重心を動かしてあげればペットボトルみたいにはいかないかもしれませんが指一本でも思う方向に動いてもらえそう。 ![]() 人間の重みの中心は体型や筋肉のつきかたで多少差はあっても、両足に立った場合だいたいおへそのあたりにあるそうです。 ただ片足に立った場合の重心は、立っている脚の付け根にあります。 ここが今日のポイント。 ![]() 女性に右足で前進して欲しい時、例えばスピンターンで、後退ステップの男性は女性の右股関節に正しいリードを送るのが効果的です。 うちの場合は前進ではなく、女性を回転させようとするリードだったので二人の形が崩れて見えていたようです。 椅子に座るようにとか、吸い込むとかいう表現を聞いたことがありますが、脚の付け根を誘導する動きが重心に作用する目的だったのかというのを初めて理解しました。 ![]() ドライブアクションの『レジスト』の動きが重心移動の基本で、ワルツのようなスイング系のダンスでは通常1小節に1回あります。 プレパレーションからナチュラルターンというワルツの出だしがよく使われますが、この場合だけ重心移動が2回あるそうです。 男性が左、右とサイドに動くプレパレーションの後の右股関節の重心移動に続き、左股関節の重心移動でスイングが始まります。 この左右の股関節の前方への重心移動が、プレパレーションからのナチュラルターンをいかにかっこよく大きく踊れるかのキモなんですね。 これでうちのショボいナチュラルターンが、少しは見栄えよくなるのではないかと期待に胸膨らみます。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025/03/30 10:12:57 AM
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