テーマ:社交ダンス(9130)
カテゴリ:アニメのはなし
競技ダンスの選手のほとんどが同じことを思っていると思うんです。
『もっと早く始めていれば…。』 『もっと上手くなりたい。』 5歳から始める子が普通と言われている選手層の厚いフィギアスケートの世界で、小学校高学年で本格的にフィギアを始めた女の子の成長記。 結構心に響く箇所が多くて感動します。 ![]() 結束いのり(ゆいつか いのり)はどちらかというと不器用な少女でした。 勉強も運動もあまり得意とは言えないし、自慢できることは何もありません。 ただ幼い頃に姉がやっていたフィギアスケートには憧れを持っていて、自分もやってみたいという気持ちが日増しに膨らんでいって、リンクの受付のおじさんと約束を交わします。 飼っている小鳥のためにミミズを採ってきたらタダで滑らせてくれる、誰にも内緒で一人、学校が終わるとリンクに通って練習していました。 ![]() ある日、職にあぶれていた元全日本アイスダンス選手の目に止まります。 明浦路 司(あけうらじ つかさ)も遅咲きの選手で、元パートナーからコーチの勧誘を受けて神奈川から名古屋へやってきたところでした。 26歳の熱血コーチは、いのりのスケートに対する情熱を汲んで『全国レベルの選手にしてみせる』と豪語し、反対する母親を圧倒します。 ![]() フィギアスケートの競技会には以下のクラスがあります。 シニア - 17歳以上かつ7級以上 ジュニア - 13歳以上18歳以下かつ6級以上 ノービス 【ノービスA】 - 11歳以上13歳以下かつ4級以上 【ノービスB】 - 9歳以上11歳以下かつ3級以上 ![]() 競技会に出る以前にバッチテストというのがあって、1級から始まって数字が多い方が上なんですが、テストの課題が相当ハードなんですね。(ご興味ある方こちら) しかも小さい子しかいないので、大人になって始めたいと思うと勇気いります。 社交ダンスはそれほど子供の競技人口が多くないですが、日本のフィギアスケート界のレベルは世界最高峰ですからそれに続く子供たちも多いんです。 親が元全日本選手という子供もいるし、才能も個性も豊かな子供たちがたくさん出てきます。 そんな中、出遅れてスタートした主人公は『スケートが好き』という情熱だけで練習に明け暮れ、メキメキと頭角を現していくんです。 『メダリスト』(Medalist)は、つるまいかだによる漫画を原作としたアニメで、2025年1月から3月まで第1期が放送されました。 こちらは彼女が1級で滑ったフリーの演技です。レベル高くてびっくりします。 滑りながら彼女がごちゃごちゃ考えてること、なんか共感できました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025/05/11 09:45:22 AM
コメント(0) | コメントを書く
[アニメのはなし] カテゴリの最新記事
|
|