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2025/06/18
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テーマ:社交ダンス(9171)
カテゴリ:映画のはなし
2023年に公開された宮﨑駿監督の最新作が今年のGWに地上波で放送されました。

公開当時CMも流れないし、見た人も内容を話してはいけないみたいな状況で、気になってはいたんですがいつの間にか忘れてた作品です。

吉野源三郎の『君たちはどう生きるか』を映画化したのかと思っていたんですが、全く違います。

見終わってしばらく、解釈のつかない不思議な夢を見たような気分になりました。





主人公は母親を病院の火事で亡くした11歳の少年・眞人(まひと)です。

第二次世界大戦下、兵器工場を営む父と東京を離れ田舎に疎開します。

そこは亡き母の実家で、大きなお屋敷です。

父の再婚相手はすでに妊娠中の母の妹・夏子と決まっていました。





眞人は無口な少年で物事を決めるのはいつも父親でした。

新しい学校にも母親にも馴染めずに、一人亡き母がくれた『君たちはどう生きるか』を読み涙します。

屋敷の周辺に住み着いているアオサギがしつこく彼に絡んできて、孤独な彼を不思議な塔へ導いていきました。

そこは昔、大叔父が作ったとされる建物で異世界へと通じる入り口だったんです。





まさかジブリ作品でもよくある異世界ものアニメのようなダンジョンとか出てくるのか?

ドラゴンがラスボスだったり?

そうだったらまだ理解可能だったんですが、どうも地下に存在するのは死者の国らしい。

宗教と関係ない世界なので、死者の国といっても天国とか地獄とかはなくて、生きてる人も行けるみたいなんですよね。

この世界を仕切ってるのはインコでした。





不思議かわいい生命体も登場します。

わらわらという名前で、これから地上に登って生まれてくる魂のようです。





上昇中に、地下に住んでるペリカンの餌になってしまうものも多いんですが、花火でペリカンの群れを焼き払って幾つかを救済しようとしていたのが、眞人の母親。

時間も超越してる様子。

さらに不思議なのは、死者の国なのに老いぼれたペリカンを眞人が看取るんですよ。

死者の国で死んだらどこに行くんでしょうね。





7人の湯婆婆みたいな女中さん達も登場しました。

地上でも地下でも眞人を守るような存在で、ちょっと白雪姫の7人の小人みたいだと思いましたね。





地下世界への入り口はここだけではなくて、どこかの宇宙から降ってきた複数ある出入り口の一つのようです。





アメリカでも高い評価を得て、ゴールデングローブ賞やアカデミー賞も受賞とのことでした。

日本語の予告編は、ないようです。

疎開先の家の内装など、絵がすごく綺麗に描き込まれていてさすがジブリ作品と思いました。












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Last updated  2025/06/18 07:07:35 PM
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