ヒールの音がやけに高く響くのが気になっていました。

久しぶりの喪服、今日は大将のお母さんのお葬式です。

梅雨末期のジメジメとした暑い一日でした。





自分たちが海外に行っている間にお母さんに万が一のことがあった場合、代わって遠方から駆けつけてくれる弟たちのために全ての段取りを整えていました。

送迎もお寺も、お花や火葬予約までの流れも全て出来上がっていたんです。

こんなに急だとは予想していませんでしたが、幸か不幸か私たちが飛行機に乗る前だったので、プログラムどおり粛々とことが進行していきました。





海外赴任していた弟も間に合って、一緒にお見送り。

お母さんは真っ赤なドレスのダンスウエアに身を包んで眠っているようでした。

火葬場での待ち時間に、海外事情に詳しい義弟たちとビジネストークで１時間半はあっという間でした。

全て滞りなく終わり、今日は雨も降らずにすみました。





明るいところでよく見たら、履いていた靴がぼろぼろだったんです。

お葬式なんてここ１０年以上なかったので、昔買った冠婚葬祭用の靴が経年劣化していることに気づかなかったんですね。

だから歩くとカンカンうるさかったのかと終わったあとに知りました。





最後にお母さんの住んでいた家に寄ったんですが、ものすごい荷物の量です。

これはまたしばらく片付けるのに通わなくちゃだめそうです。

２年前もこんなだったんですよね。また、がんばるしかないか。