震災後、もしもの時のために買ったカセット式ガスコンロとガスボンベ。

使用期限というのがあるらしです。

コンロは10年、ガスボンベは７年とのこと。

気がついたのは今年になってからだったんですが、もうとっくに期限切れだったんですね。





一度も使ってないのに勿体無いし、だいたいどうやって捨てるのかわからないまま月日が過ぎて行きました。

防災の日を迎えた9月、ついにその時がやってきました。

大雨が降ったあと、十分に湿度はあるので静電気などによる引火の危険なし。

台風の影響で風も強めに吹いているのでガスが滞留する危険小。

連日の暑さも、雨上がりでずいぶんしのぎやすい夜になりました。

虫の声もなんとなく涼しげに聞こえます。





市のサイトでガスボンベのガスぬき処分方法を調べてみました。

(1) 火の気のない風通しのよい屋外で行う。

(2) キャップをはずし、ボンベを逆さまにして、ボンベ先端の突出部（金属製ノズル）を、石やコンクリートなどの硬いものに押しつける。

(3) ノズルから気化したガスが噴出するので、出なくなるまで押しつける。

(4) 缶には穴を開け、キャップは燃えるゴミ、缶は不燃ゴミとして出す。





マンションのベランダでは近所迷惑になるし、ガスがこもって危険なのでやらないようにとのことだったので、夜8時ごろ、少し歩いて近所の大きい公園に二人で出かけました。

ウォ−キングがてらといった感じです。

周りに誰もいないことを確認して、噴射実験開始っ！





一回も使ってないので、すごい勢いで白いガスが出ますけど、風が強いので風上に立てばあっという間に霧散していきます。

気化熱の冷却効果でボンベが凍ってきてちょっと手が冷たくなります。

夏ですからそれほど気になりません。

あとは穴を開けて捨てるだけ。





未使用のガスコンロも、なんで捨てなくちゃいけないのかと思いましたが、ゴム部分が経年劣化するとかの理由でしたね。

全部ゴミ出ししてすっきりしました。

また１０年後に同じことやるかってとこですけど、保険と思ってまた買うかどうか検討中です。

電気コンロが使える蓄電池を買った方がいいでしょかね。高くつきますけど。