コート・ジェントリーは父親殺しの罪で服役中でした。

ある日、CIAのフィッツロイ本部長がスカウトにやって来て、秘密工作員グレイマンとなります。

コードネームはシエラ６。

暗殺任務を遂行し、18年の時が経っていました。





シエラ６はCIAの女性エージェント・ミランダと組んで、バンコクである男の暗殺任務を任されていました。

その男は死ぬ間際に、自分が仲間のシエラ４であると明かします。

本部長カーマイケルの悪事の証拠となるデータチップを持っていたことで暗殺指令が出されていたんです。

データチップを受け取ったシエラ６は、CIAから追われる身となります。





カーマイケルはハーバード大卒業で、目的のためなら手段を選ばず異例の速さで今の地位につきました。

同窓生のロイド・ハンセンにシエラ６を追わせるんですが、この男はかなりイカれてて拷問や殺人が大好きなんですね。





あんまり異常なんで半年でCIAをクビになった男です。

そこで同じくハーバード同窓生のスザンヌ・ブリューワー捜査官を補佐に付けるんですが、全く制御不能でした。

シエラ６たった一人を抹殺するために、プラハの街は爆撃後みたいに大破壊されてしまいます。





シエラ６は彼を雇い入れたフィッツロイ元本部長に助けを求めるんですがそこも読まれていて、心臓に持病のある彼の姪のクレアを人質にとって脅されます。

データチップの解読を手伝ってくれた元CIAエージェントも巻き添いに。

カーマイケルの悪事を暴くところまで行かなかったんで、続編を期待ということなんだろうと思います。





『グレイマン』（原題：The Gray Man）は、マーク・グリーニー原作の小説をもとにルッソ兄弟が監督を務めた2022年のアメリカ映画です。

シエラ６役は『ラ・ラ・ランド』のライアン・ゴズリングなんですが、こんなにマッチョだったっけとビックリするくらい鍛えてましたね。

元本部長の姪のクレア役、ジュリア・バターズが可愛かったです。

製作費は2億ドルとNetflix史上最も高額な作品なんだそうで、次はどのくらいぶっ壊すのか見ものですね。

面白かったです。