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テーマ:社交ダンス(9401)
カテゴリ:今日の出来事
大阪大学の坂口志文特任教授が今年のノーベル生理学・医学賞を受賞されました。
物理学賞とか難しすぎて分かりにくいのもありますけど、この先生の研究はいかにも人の役に立ちそうです。 『制御性T細胞』という免疫の暴走を抑える働きをする細胞を発見。 オー、素晴らしい! 実際に発見したのは1995年で、それから30年。 ノーベル賞以外のいろんな賞をすでにいくつも受賞されているとのことでした。 ![]() T細胞はウイルスや細菌など外敵と、自分の体をつくる細胞を区別して外敵だけを排除する偉い奴です。 敵をバッタバッタとやっつけてるうちに、敵か味方か分からなくなって味方まで攻撃する場合があるそうなんですよ。 自己免疫疾患というそうです。 そこに割って入って、『ちょっと落ち着きなさいよ』というのが『制御性T細胞』くん。 この先生たちの研究で正体が分かったので、直接メッセージを送ってもっと働いてもらったり、働くのを辞めてもらったりすることで、自己免疫疾患を抑えたり、がん細胞を破壊する免疫にもっと働いてもらったりできるというわけです。 免疫の過剰反応という意味では、自分も患ってる花粉症に効く特効薬とか完治する方法とか研究されててもいい気がするんですが、そんな話はありませんね。 まだ実用化には至っていないそうです。 iPS細胞だって夢のような発見だと思いましたけど、いまだに目の難病に苦しんでおられる方は多いですし、応用研究って時間がかかるものなんでしょうかね。 全国民が花粉症から解放されたら製薬会社は相当なダメージ受けるでしょうし。 ![]() 今回坂口教授と合わせて、メアリー・ブランコウ氏(米システム生物学研究所)とフレッド・ラムズデル氏(米ソノマ・バイオセラピューティクス)の二人のアメリカ人も受賞されました。 この二人は自己免疫疾患に関わる遺伝子を発見して、坂口教授たちが制御性T細胞の成長や働きにその遺伝子が関係していることを突き止めたそうです。 3人とも20代から30代にかけての発見が、今やっと認められたということですね。 きっとそういったノーベル賞級の発見て、世界中にまだまだいっぱいあるんだと思います。 自分とは全然関係ありませんけど日本人26人目の受賞、嬉しいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025/10/07 06:00:24 PM
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