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テーマ:社交ダンス(9403)
カテゴリ:ワンポイントレッスン
月に一度のコスモスクラブの日でした。
今日は通常の個人レッスンに加え、参加者全員でワルツとタンゴの2種目を競技形式で踊ってみて、その感想を個々のレッスンで活かして頂くという大将のアイデアをやってみることに。 個人レッスンだけだと他との比較とか、フロアクラフトとか、競技ならではの弱点がカバーできないのでみなさん大賛成でこの企画を実践しました。 ギャラクシーで突然引退を表明された石原正幸・ララ先生達に、レッスンの傍ら、引退の経緯と今後の予定についてもお話を伺いました。 ![]() お二人のレッスンでご指摘いただいたのは共通していて、男性については立ち方、女性はシェープ、そして二人のフレームのゆるさです。 男性は重心を低く構えすぎて『日舞みたい』なんて言われてました。 多くの箇所でお尻がずどんと落ちるドロップ現象が見られて、見栄えが悪いとのこと。 身長差を気にせず自分の高さでキープして踊るように言われました。 女性はすぐに頭をまっすぐに立てて前を見てしまうので、スタンダード独特のシェープが消えるようです。 自分ではずっと左に傾いてるつもりだったんですが、まだ全然足りなかったんですね。 男性のフレームが所々落ちるのは女性にも原因があったようです。 私が男性役になって、ララちゃんに女性として組んでもらったんですが、フレームのテンションがものすごくしっかりしているというのが分かりました。 女性が右手を男性の左手に合わせる時、『やる気スイッチ』を入れるそうです。 両肘は張れるだけ張って、まるでひきしぼった弓のようでした。 『やる気スイッチ』を入れないで組もうとすると『正幸に怒られる』そうです。 緩んだロープみたいに男性にくっついてるだけじゃだめだったんですね。 そして男性がフレームをキープできるようにサポートします。こんなのやったことなかったな〜。 さて、お二人は引退を決めてから最後の試合前日まで、それを二人だけの秘密にしていたそうです。 大会実行委員長のお兄さんにも前日に電話で話し、職場のオーナーにも、身内にも知らせたのは前日で、さぞみなさん驚かれたんじゃないかと思います。 YouTubeでライブ実況されてた瀬古先生の驚きっぷりも面白かったですよね。 黙っていた理由は、一緒に戦う選手やジャッジに引退を意識させたくなかったからだそうです。 確かに知っていると『華をもたせてやろう』みたいな忖度が少しは働くかもしれませんからね。 今後は各地を回ってもっとダンスの普及活動に力を入れたいそうです。来週は九州とおっしゃってました。 舞台でも活躍の場を広げられているので、是非客席からも応援したいと思っています。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025/10/12 03:57:15 PM
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