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テーマ:社交ダンス(9694)
カテゴリ:TVのはなし
1772年、江戸三大大火の一つに数えられる明和の大火で物語は始まりました。
親に捨てられ吉原の引手茶屋「駿河屋」に拾われた蔦屋重三郎(横浜流星)が、女郎たちの暮らしを助けたい一心で貸し本業から身を起こし、日本橋に店を出して出世していく物語です。 ![]() 美形なので女にも男にもモテるんですが、吉原者は女郎に惚れるなと叩き込まれて育ったせいか、恋愛感情には疎く、幼馴染の花魁・瀬川(小芝風花)の気持ちにも気づきませんでした。 ![]() そんな二人を幼い頃から見ていたのは語り部となっている吉原のお稲荷さん(綾瀬はるか)。時々人間に化けて登場してスマホなんか使ったりしてましたから、時を超越した存在なんでしょうね。 明和の大火の時は、蔦重(つたじゅう)にお社を担がれて難を逃れていました。 ![]() 蔦重が大火から救った少年がいたんです。 身寄りがないので貸し本業を手伝わせるんですが、絵の才能があって、後に美人画で有名な喜多川歌麿(染谷将太)になります。 歌麿は蔦重に恋愛感情を抱くようになって、これもまた蔦重の方は全く気づかず、周囲の人間が気を回すことに。 ![]() 男色の平賀源内(安田顕)にも、相当いい男と言われてましたがそっち系には発展せず、面白いことを考え出す友として親しく付き合っていました。 蔦重は頭の回転の速い好青年に成長していたんですね。 ![]() 人のつながりは面白いもので、平賀源内の資金源だった江戸幕府老中の田沼意次(渡辺謙)や嫡男の田沼意知(宮沢氷魚)へのパイプができます。 この人たちは足軽からの成り上がりとして幕府内では敵が多いのですが、政には長けていて第10代将軍・徳川家治には高く買われていました。 幕府の財政問題や市政に真摯に取り組み、1783年の浅間山大噴火に伴う天明の大飢饉にも対応していたんですが追いつかず、江戸市民の不平の種となってしまいます。 ![]() 蔦重の型にハマらないべらぼうな思い付きはいろんな人の反感を買います。 まずは本屋家業を始めるにあたって養父の駿河屋(高橋克実)は大反対。 出来のいい養子だったので後目を継がせたかったんでしょうね。蔦重は何度も階段から叩き落とされてました。ご無事で何より。 ![]() 出版業に乗り出すにあたっては、地本問屋の鱗形屋さん(片岡愛之助)や鶴屋さん(風間俊介)には特にいじめられてました。 ![]() 徳川が代替わりして松平定信(井上祐貴)が実権を握るようになると、質素倹約を全面に押し出した政治で蔦重も吉原も随分苦い思いをさせられます。 ![]() 何よりワルなのは御三家の一橋治済(生田斗真)です。 将軍の暗殺、田沼家の失墜を図り、源内を陥れ、江戸を混乱させます。 天罰降れと思って、視聴者は見てたと思いますね。 蔦重にも目をつけてましたし。 ![]() 蔦重には敵も多かったですが、味方はそれ以上にたくさんいました。 喜多川歌麿、平賀源内だけでなく、朋誠堂喜三二、恋川春町、北尾政演、大田南畝、富本豊前太夫など、当時流行りの劇作家や絵師、芸人、学者と幅広い人脈を構築しています。 ![]() こちらをクリックすると屁踊り 自分では絵も本も描かない人でしたが、才能豊かな人が彼の周りに好んで集まってきていたんですね。 吉原の出ですから女性もたくさん出てくるんですが、江戸に店を出すにあたってビジネスパートナーとして蔦重が見込んだ丸屋の元女将おていさん(橋本愛)は外せません。 ![]() でかい黒メガネをかけていますが超美人、蔦重と結婚します。 後半に少し登場した蔦重の実母(高岡早紀)も人情味あふれるいい役どころでしたね。 ![]() 戦のないNHK大河ドラマもたまにはいいもんです。 例年通り撮り溜めていたものを年末になって一気見したんですが、『ありがたやま』とか『かたじけなすび』『しかたなかばし』とか、江戸につながる面白表現が流行語になってないのがちょっと不思議でした。 『働いて働いて…』より面白いですけどね。 うちでは未だに『お口、キンチャク』のブームが続いています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025/12/29 07:21:23 PM
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