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2026/01/29
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テーマ:社交ダンス(9708)
カテゴリ:こんなの欲しい
学生時代からの友達でギンちゃんと呼んでいる人がいます。

名前に銀の文字は入っていないのですが、本人がそう呼んで欲しいというので皆んなその通りにしていました。

彼女はクラスでもおとなしい方で、騒がしかった私とは対極の位置にいる存在。

でも音楽と宇宙に対する共通の興味から仲良くなりました。





学校で何かの折に先生が『仲のいい友達の名前を3人書いて提出してください。』とおっしゃって、ギンちゃんは私の名前を書いたよと言っていました。

私もギンちゃんの名前を書いたというと、なんかすごく嬉しそうで私も嬉しくなったのを覚えています。





昼は学校で勉強する傍ら夜はデザインを学ぶ専門学校にも通っていて、勉強が好きな人だったんですね。

一緒に宇宙物理の大先生の講演を聞きに行ったり、うちのバンドのライブも見に来てくれました。

彼女はKISSの大ファン。

清楚な見た目とは裏腹、大のロック好きだったんです。





卒業してしばらく経った頃、従姉妹の結婚式で九州に行くというと、自分も行くと言い出しました。

どうも好きな人が九州に行ってしまったようなんです。

聖女のようにこれまで全くそれっぽい恋話を聞いたことがなかったので、全力応援するつもりでした。

残念ながら発展には至らなかったんですが、細身の彼女にこんなガッツがあったんだなって見直したんです。





ギンちゃんは学業を極めて理学博士になったんですが、パルコに就職したと聞いて驚きました。

しかも出版部門とかで、あまりの路線変更に呆気に取られたのを覚えています。

しばらくすると今度は転職してアメリカに渡ってしまったんです。

自分も結構いろんなことを好き勝手にやって生きてきましたけど、彼女はずっと上行ってましたね。





何年か前の同窓会では、出会い系サイトで知り合ったロックギタリストと付き合ってるとか、またしてもぶっ飛んだ話を聞かされました。

ニューヨークで起業して、週末には彼と車で2時間かけて郊外の家庭菜園に行ってるとか。

結婚はしないで同居生活を長く楽しんでいるようでした。





今週、彼女が昨年亡くなっていたことをメールで知らされました。

同窓生が親族に問い合わせてくれて分かったことです。

多発性骨髄腫という病気だそうです。

メールを読んで血の気が引いて、しばらく動けませんでした。





今週は彼女のことばかり考えていて、なんだか今までより近くにいる気さえします。

ギンちゃんはコロナ禍だった時期に自伝的な本を出していました。

アメリカでどんな生活をしていたのか、詳しく知らなかったので読んでみて改めて彼女のガッツに感服しましたね。





何にでも答えを見つけたい性分は自分も似ているところがあるのでよく分かります。

人生で何が一番大切なのかという難しい問題にも彼女なりに答えを出していました。

彼女の命日が令和7年7月7日(日本時間)というラッキーナンバーぽいのも何か意味ありげです。

もし波瀾万丈な彼女の人生にご興味ありましたら、こちらからどうぞ。


不幸を寄せ付けない生き方







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Last updated  2026/01/31 10:54:33 AM
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