長崎の恋は悲しい
母の面会に行ってきました。38度の熱が出ていると連絡が来て、長崎の試合の日、どうなることかとやきもきしましたが、今日はすっかり元気な様子です。病院で血液検査やレントゲン、CT、心電図などいろいろ調べてもらって大きな問題はなかったとのこと。血液検査の結果、炎症反応の値が高いので抗生剤の点滴をしていただいているようです。どうも急性腎炎だったみたいです。母の好きな月餅など長崎のお土産をいろいろ渡して喜んでもらえました。長崎空港で『本日最終日』といって売られていた綺麗なガラスのネックレスを買ったんです。今年の佐賀国体のメダルにも使われるとおっしゃっていて、後で調べたら備前ビードロでした。長崎じゃなくて、佐賀だったみたい…。綺麗だからいいかな。面白い話が聞けたんですよ。長崎県美術館で買った絵葉書を見せると、『ああ、これ、長崎弁だわ』と言って、母の若かりし頃の恋話が始まりました。早稲田大学に通っていた背の高い彼氏がいて、その人が長崎出身だったそうです。母が博多ですから郷里の話で盛り上がって意気投合でしょうかね。すごく頭のいい人だったそうですが、脳腫瘍で若くして亡くなってしまったのだとか。なんかドラマみたいな話ですが、そういえば遠い昔、好きだった人が死んだ話を聞いたことがあった気がしました。一緒に長崎を旅したりしたんでしょうか。その人と結婚してたら私はいなかったことになるな。いずれにしろ、元気そうでよかったです。