テーマ:食べ物あれこれ(49931)
カテゴリ:食材記録
家でおいしい日本茶を飲むようになってから
お茶畑に行ってみたい…と漠然に思いはじめ何か月か経ったころ、 新茶の茶摘みがあるとの情報が(笑) 埼玉県・狭山のお茶屋さん・備前屋さんで集合。 良い天気の中お店から5分ほど車で行ったところにある茶畑へ。 みんなで茶摘みを行いました。 緑の柔らかい葉 一心になって黙々と摘んでいると、脳がほどよく集中している状態になってくる。 9時過ぎから12時まで行い自分が摘んだのは約2キロ分。 これだけだと機械にかけられないので、皆さんが摘んだものと合わせて35キロ以上にする必要がある。 手摘みの茶葉 これが緑茶に加工される。 この後、ここ備前屋さんの特徴として「萎凋(いちょう)」の工程がある。 その萎凋の香りが何ともいえずいい香り…! 摘んだばかりのお茶を広げて太陽にさらす。 そうすると、お茶の葉は、強いストレス (紫外線・乾燥・高温など)をうけて、 自己防衛のため強い香気を放つ。 この萎凋香がたまらなくいい香りで 1、2時間この茶葉の近くで休んで(寝て?)いかれたお客さんもいたそう(笑) 紅茶のダージリンの香りそのもので、 あぁ同じ日本茶も紅茶もお茶の樹は同じなんだなとあらめて思う。 発酵しない緑茶、逆に発酵させて作る紅茶。 発酵前にこの香りがあるなんて、紅茶好きなら不思議に思うかもしれない。 お茶好きの人にはぜひ一度、萎凋香をかいでもらいたいとおもえるほど(^^) そのあと社長の清水さんから緑茶になるまでに使う機械などを見せていただく。 台湾へ行った際飲んだ東方美人のお茶の香りがとてもよく、 ついには台湾から機械をとりよせたそう! 茶葉に合うようにカスタマイズしたという機械があったり、 お茶好きにはたまらない話と思う(^^) 楽しそうにお茶について話す姿で お茶が本当に好きなんだなと思わせる備前屋の清水さん。 一般には出回らない荒茶をはじめていただく…! (平成最後、もしくは令和はじめて摘んだ茶葉!笑) ちなみに荒茶とはチャノキから摘みたての茶の葉を蒸して乾燥したまだ精製していない原料茶葉のこと。 ほどよい渋みがあり、喉の渇きも癒される。 お茶産地ならでは特別のものに感じた。 萎凋の香りを楽しんだ後 お店に戻りお土産で微発酵茶の琥白(こはく)を購入。 2014年世界緑茶コンテストで最高金賞受賞の品 チョコレートとの相性が抜群とのことなので、一緒に楽しみたい♪ 気持ち的に盛り上がってしまった茶畑訪問。 有機栽培をしている生産者さんの茶葉も扱っているので、 次回機会があったら土づくりや虫さんの話など、 横浜でのベジサポの畑作業の参考にうかがってみたい。 新茶の季節がゴールデンウィークと重なりちょっとした旅気分も味わいながら帰りの路へ。 よい連休の一日となりました。 (備前屋さんはじめ、日本茶映画部でお茶摘みご縁をつないでいただいた皆様、ありがとうございました) 狭山茶専門店 備前屋 国産・埼玉県日高市産手づくり・無添加ブルーベリージャム2本詰め合わせ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年05月08日 16時13分59秒
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