【シリーズエピソード】
第1話 木乃伊(みいら)の恋/第2話 死を予告する女/第3話 殺しのゲーム/第4話 仮面の墓場/第5話 死骸(しかばね)を呼ぶ女/第6話 地方紙を買う女/第7話 夜が明けたら/第8話 猫は知っていた/第9話 死体置場(モルグ)の殺人者/第10話 サラリーマンの勲章/第11話 吸血鬼の絶叫/第12話 墓場から呪いの手/第13話 蜘蛛の女
【シリーズ解説】
1973年1月から4月にかけてフジテレビ系列で放送された円谷プロダクション製作、全13話の特撮テレビドラマ。『怪奇大作戦』後、円谷プロが大人に向けて“真の恐怖"を描いた本格オムニバスホラーである。日常や常識のバランスが崩れた不可解で理不尽な恐怖を描いた本作は、その衝撃的な内容から1970年に製作されたもののシリーズまるごと3年間お蔵入りになってしまったといわれる伝説のドラマでもある。鈴木清順、藤田敏八、神代辰巳ほか日本映画を代表する監督が演出を担当。脚本は小山内美江子、市川森一ら、出演者も演劇界からは唐十郎、いまや舞台演出家として名高い蜷川幸雄、脚本家・大和屋竺、作家・野坂昭如ら多岐にわたって参加している。解説は青島幸男が担当している。 |