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カテゴリ:WAN子
とは・・・
「ボストンの繁殖」のページにも書いていますが、 今日は、何故経験を積んだ「ブリーダー」がいいのかを 私なりに感じたことを書きます。 我が家の子達は、全て血統書が付いています。 もちろん、大半の方のWANちゃんにも付いていると思います。 が、恐らくお父さん、お母さんぐらいまでは、顔ぐらい知っている方もいるでしょうが、お爺さん、お祖母さんを知っている方は少ないのではないでしょうか。 我が家の子達の血統書に載ってある血統全ての子達がわかっているのです。 お父さん、お母さんはもちろんのこと、お爺さんお祖母さん、その上の曾じいさん、曾ばあさん、その又上の曾々爺さん、婆さんまで ブリーダーのお家に居るからです。 顔はもちろん、性格、容姿、毛色まで全てわかるのですから、病気のこともわかっているのです。 交配に使う牡犬の、血統的に交配できる子の中から自分が好きな子や欠点を補える子をブリーダーさんと相談しながら決めるのです。 種犬としてブリーダさんの家に居る子達の中でも、子だしの悪い子や遺伝性欠陥を持った子は絶対に交配には使われませんし、そう言う子でもブリーダーさんは隠さず「この子はこれこれこう言う子だから交配には向かない」とはきり言ってくれます。 ブリーダーは我が家の子達の血統書に載っていないもっと前の先祖のこともわかっておられるのですから、安心して交配もできるのです。 たとえば、ペットショップで犬を買って、その子の祖先のことをペットショップの店員さんや、オーナーさんに聞いてもよほどでない限りわかっておられないと思うのです。 ペットショップで自家繁であっても、もしかすると近親交配になっているかもしれません。 ボストンは、まだ歴史が浅いので、近親は最低限してはいけないと思うのです。 最近はボストンの人気が上昇気味で、よく見かけるようになりました。あきらかに遺伝的欠陥のある子もよく見ます。 それでも、「子供を産ませたい」とおっしゃるオーナーさん! 何か間違っている。 でも「お宅の子は、病気持ちだから産ませない方がいい」とは言えない・・・(;_;) 「なかなか交配相手見つけるの大変ですよ。夫婦で飼われたらどうですか?!」とたまにはいいますが・・・(^^ゞ 「いえいえ、そんな何匹も・・・」 では、産ませた仔犬はどうするのでしょうか?? 私がブリーディングを始めた動機は、自分家で生まれた子を飼ってみたかった。。 生まれて飼うともっと欲しくなってきた。 最初ブルータスの時も全部(と言っても2頭しか生まれなかった)残したかったのに、ブリーダーさんが、どうしても欲しい人が居るから1頭譲って欲しいと言ったから・・・ 2回目はエルちゃんだけだったので生まれたときから家の子でした。。 3回目からボストンの人気が出始め我が家のブルーやエルちゃんのように病気も無い、性格もよい、顔は?だけど可愛いボストンを本当にボストンが好きな方にお譲りしたくてサリーとティアラのダブル出産はきつかったけど生ませたのです。 お譲りした方達とはTELや手紙のやり取りをして交流を持っています。 話の中には、もちろん血統の話も出てきますし、自信を持って話が出来ます。ましてや、同じきょうだいも我が家に居るのですから話しも盛り上がらずにはいられません。 もし、遺伝性疾患の子をブリーディングしていたらこんな話しにはならなかったでしょう。 お互い不幸になります。 犬を売ることを商売にしている方たちのことを全部ブリーダーだと思っている方が多いのは困ったことだと思います。 流行の犬を本当のブリーダーから嘘をついて購入して、何処の何者か解からない犬種さえ同じならいいと言う考えで交配し生ませて、 「お父さんチャンピオン直子」とか「お母さん有名ブリーダー産」とか書いて破格な値段で売っている。 いくら、有名ブリーダーの親犬であっても、どちらかが違えばもう、崩れていくのです。 それで、その子が病気にでもなると名の通ったブリーダーの子なのにとなるのです。 今回サリーを交配しましたが、もし無事に生まれてきたら又残します。 少しでも、健康で、性格のよいボストンを、ボストンが欲しい人にお譲りしたいと思ってきましたが、もう、人のことは考えないようにします。 自分が欲しい分だけのブリーディングをしていきたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2003年02月08日 00時57分18秒
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