2006/08/07(月)03:50
ワイン造り ~樽はどうする?~
CRUSH PADでワインを造ると決めて契約も済み、今日は最初の
コンサルティングに行って来ました。
初のワイン造りとなる今回選んだ葡萄は、sleepy hollow vineyardのシャルドネです!
CRUSH PADでのワイン造りの際には、専属のワインコンサルタントがついて
どんなワインを作りたいか細かい部分を決めていきます。
ですが、いくらコンサルタントがいるといっても、作る本人が
「どんなワインを作りたいか」がはっきりしていることが一番重要とのことです。
ワインの風味を決定付けるのに、樽がとても大きな要因になると思います。
通常のワイナリーでのワイン造りの場合は
全体で新樽○○%、古い樽○○%のように、樽の割合を変えて
ワインを作って、最後に全部を混ぜているそうです。
でも個人で作る場合には1樽単位で契約する人が多いので
複数の樽の割合を変えるということができません。
そこでCRUSH PADでは、古い樽と新樽を分解し、
組みなおすことでその割合を変えるそうです。
樽を見せてもらいましたが、交互に組んであってまるでシマウマのようです。
これをその名の通りゼブラバレルと呼んでいました。
当初私たちは樽の香りが芳醇なワインを作りたいと
思っていたので、新樽33%(1/3が新しい樽)を選んでいました。
でもいろいろなシャルドネを飲み比べていく中で
先日出会ったNon-Oaked Chardonnayがすごく気に入って
以外と樽の香りがしないシャルドネもいいなぁ~!と傾いていました。
カリフォルニアのシャルドネは、一般的にオークの香りが強くて
まったりクリーミーなシャルドネが多いみたいです。
Non-Oakedのものは、フルーティでトロピカル、そしてすっきりとした後味が印象的。
今回そのことをコンサルタントに伝えると
樽には一切触れさせないステンレスバレルか、古い樽を使うことを薦められました。
実際に同じ年・Vineyardのシャルドネで、ステンレス樽と古い樽を使った
場合のシャルドネを飲み比べさせてもらいました。
この写真の上の方にあるのが、ステンレスバレルです。
どちらもオークの香りはほとんどしませんでしたが
テクスチャーが微妙に違う。古い樽の方がシロップっぽいまったりさが
ステンレスのものより多い感じです。
素人なので上手く表現はできないんだけど、飲み比べてみて
ステンレスにしよう!とすんなり決めることができました。
~続く~