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つまずく石も縁の端くれ

2008年01月03日
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カテゴリ:アート
宮廷

― 見たことがありますか? 道長自筆の日記 ―というキャッチ
コピー。「確かに初めて見たことは見た、しかし読めなかった。」
というのが、正直な感想。

文字の力強さ、流麗さなど視覚情報は分かるのだが、肝心の
そこに書かれている情報が分からないので、どうもストレスが
溜まる。まぁ、これがあの歴史上の人物の筆跡かと、一時の
興味を持つだけ。

だから、「柿本人丸」の文字が組み合わせて、着物を描いている
「柿本人麻呂像」などでは、この部分が「柿」だ「人」だとか、
いや「か」だ「の」だとかで盛り上がる。とらさんと、さも知った
ように、ここが「か」、「き」「の」「も」「と」などと話していたら、
そばにいた女性の方が、これは「柿」「本」「人」「丸」と漢字四
文字で成り立っているのだと教えてくれた。なるほどぉ。ひら
がなではなく、漢字ではないか。この方、てっきりオフ会に
参加した初めて出会うブログ仲間だとばかり思い、少し馴れ馴
れしい態度を取ってしまったのだが、実はまったくの他人だった。
赤面。きちんとお礼を言うべきだった。見当外れの意見をわい
わい言ってるので、聞くに絶えず教えてくれたのだろう。

中央広場を通って、反対側の部屋に入ると、部屋の中が俄かに
色を帯びてくる。古裂(こぎれ)、表具裂の見事な刺繍に見入っ
てしまう。昔は、こんなキレにまったく興味がなかったのだが、
お茶をやるようになってから、ころっと変ってしまった。
中国の宮廷の官人の衣装で作った表具など、それは美しいもの
だった。

31本の茶杓が並ぶ様子も壮観だし、酒井抱一の「四季花鳥図
屏風」には、癒される。

前半で時間を取り過ぎたため、待ち合わせの時間に間に合わ
なくなりそうで、はしょってみる羽目になってしまったのが残念。
書に関心のない方は、視覚で楽しめる展示の多い、後半部分か
ら、じっくりと見た方がよいかもしれない。






最終更新日  2008年01月05日 20時36分32秒
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