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つまずく石も縁の端くれ

つまずく石も縁の端くれ

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2008年11月03日
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カテゴリ:アート
アンテナには、引っかかっていなかったのだが、先日
の飲み会で、お勧めの展覧会として紹介されたもの。
この日は30周年記念ということで入場料半額のたった
150円。超お徳だった。

とにかく、キンキラキン~の作品が多い。洛中洛外図
屏風(歴博D本)の金雲なんか、まったく落剥してなく
って、細かい凸凹までしっかり残っている。

また、屏風によって、豆粒のように小さく描かれた
人物から、等身大に描かれた人物まで、様々であるが、
どんなに小さくても着物の柄までしっかりと緻密に描
かれているところがスゴイ。

四条河原の歌舞伎踊りの舞台が描かれている屏風が多い。
どうやって中に入るのだろうなと思っていると、木戸口を
またいで入場しているところの絵があって納得。

また、人々が輪になって踊っている絵もある。もうほと
んどトランス状態になって踊っているようだ。「躍動と
快楽」というこの展覧会のサブタイトルの意味がよく
分かった。

何と言っても、いちばんの見どころは出光美術館の
「桜下弾弦図」である。

桜下弾弦図.jpg

まさに豪華絢爛。肉厚に盛り上がった桜の花の下の3人の
女性と2人のカムロ。それぞれの着物の柄も凝っており
美しい。女性の顔は、なるほど、解説にあるように
岩佐又兵衛風の顔にも見えてくる。

浮世絵は展示されていないが、風俗画から浮世絵へ至る
過程もよく分かる。

見どころ満載、内容充実、お得な展覧会であった。





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最終更新日  2008年11月03日 21時49分48秒
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