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つまずく石も縁の端くれ

2009年08月15日
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カテゴリ:アート
小林かいち.jpg

ブロガーの間でも好評の小林かいち。
長寿を全うしながら、戦後はまったく世に知られ
なかった。つい、最近になって、遺族が見つかり、
生没年がはっきりしたという。また遺族もこれだけの
実績のある人物だったことを知らなかったという
事実。どうして、かいちは戦後、活躍しなかったのか。
これは、ミステリーさながら。謎のデザイナーと
いうキャプションがぴったり。

伊香保温泉にある保科美術館の作品群。
それぞれが小さな絵封筒や絵ハガキである。私は
もっと大きな作品をイメージしていたので、予想外
だった。

一枚一枚、それぞれ女性がうつむいていたり、
思わせぶりな後ろ姿だったり、いろいろ想像を
かきたたせられる。

特に金銀の使い方がうまく、金色の星が瞬いたり、
クモの巣が銀色に輝いたりして、十字架が光ったり、
魅力的な眺めである。

しかし、これらの輝きを見るためには、真正面から
では見えず、しゃがんで眺めなければならない。
おかげで、スクワットを何回もやるはめになって、
太ももがパンパンになってしまった。

いづつやさんが、かいちの世界にメロメロと書かれ
ていた。私もこんな絵ハガキを女性から頂いたら、
もうメロメロになってしまうだろう。

実際に使われた葉書の展示を見ると、病院内に送っ
たものがあった。だれか入院中の方のお見舞いに
送ったのだろう。病床に横たわりながら、葉書を
動かして、金銀の輝きを眺めている美少女の姿を
想像した。






最終更新日  2009年08月16日 09時20分29秒
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