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つまずく石も縁の端くれ

つまずく石も縁の端くれ

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2013年01月09日
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カテゴリ:アート
遅ればせながら、昨年見た展覧会のベスト10をアップします。とにかく、ブログ書きをさぼっていたので、あいまいな記憶の中から思い起こします。

1 明治大正時代の日本陶磁  茨城県陶芸美術館
  
宮川香山の愛らしい猫の壺のちらしに惹かれて出かけた展覧会。超弩級の陶磁器の数々に圧倒された。伝統と革新。ジャポニズムの力をまじまじと見せつけられた。

2 生誕100年松本竣介 世田谷美術館

「立てる像」の凛とした姿がまぶたに焼きついて離れない。今回、日曜美術館で聴覚を失っていたという事実を初めて知り、戦時中の東京の光景を描き続けた理由がよく分かった。

3 マウリッツハイス美術館展

ながらく待っていた「真珠の耳飾りの少女」。6月30日が待ち遠しかったこと。初日、開場1時間前のあの大混雑が懐かしい。

4 蕭白ショック 千葉市美術館

ボストン美術館展で蕭白を思いっきり楽しんだのだが、こちらでさらにパワーアップ。蕭白の描く奇っ怪な人物に萌える。

5 ボストン美術館展 東京国立博物館
  
とにかく絵巻物の前の大混雑には閉口したが、蕭白、等伯、光琳の屏風に魅了された。

6 リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝  国立新美術館

ルーベンスの娘、クララの肖像を背景に「ようこそわが宮殿へ」というコピーのちらしが秀逸。バロックサロンのような大掛かりな空間を表現できるのは、やはり国立新美術館ならでは。

7 靉嘔 ふたたび虹のかなたに 東京都現代美術館

虹色一色というわけではなかったが、あの大きなスペースを使っての展示は楽しかった。いまだ現役というところに拍手。

8 須田悦弘展  千葉市美術館

作品数これだけ?とも思ったのだが、これだけスペースを贅沢に使って、アートの楽しみを教えてくれた須田さんに拍手。同時開催の「須田悦弘による江戸の美」で、ライティングの工夫で鮮やかにきらめく三代豊国の浮世絵にため息。

9 船田玉樹展 練馬区美術館

近代美術館で見た、日本画の前衛展で知った画家。前衛と言われればそうかもしれないが、伝統に裏打ちされた美しさに感服。

10 篠山紀信展 写真力 東京オペラシティアートギャラリー

会期末ギリギリに見たのでまだ記憶に新しい。時代を超えて、死者も生者も同一空間でほほ笑む不思議。私の時代のポップな写真家は、やはり激写の紀信だと実感。

番外

1 大地の芸術祭 越後妻有トリエンナーレ

今年もまた新潟の山々巡りを楽しんだ。念願のタレルの「光の館」に行くことができ、感激。
ボルタンスキーの「No Man's Land」に非情さを感じる。

2 直島  家プロジェクト 地中美術館

こちらもタレルの「南寺」、地中美術館の「オープンスカイ」が強烈。地中美術館のウォルター・デ・マリアの大きな球体から、大きなパワーをもらった。

また細々と書きますのでよろしくお願いいたします。





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最終更新日  2013年01月09日 06時12分30秒
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