カテゴリ:アート
とにかく森美術館に見世物小屋が出現したような感じ。毒を含んだ風刺画や、どの立場に立っているのか分からない戦争画。小中学生が描いたようなポスター。エロチックでもあり、グロテスクでもある少女の絵、笑ってしまうインスタレーションなど、ごった煮の展覧会。それぞれ、突っ込みどころ満載で、楽しく時間を過ごすことができた。
18禁コーナー。理性の皮をはぎ取って、本能が露わにされてしてしまう。大きな声では決して好きだといえないが、こっそりとにんまりしてしまうという自分の「嫌らしさ」があぶり出されてしまう。 新作の「電信柱、カラス、その他」は衝撃的だった。どうしても震災直後の街を想像してしまう。「ジャングル・オブ・フラワーズ」は、一歩間違えば、スプラッターなんだけれども、血や肉の代わりに花々やキャンディが飛び散り、そうはならない工夫が面白い。 しかし、小腸の部屋に入ったときはその毒々しさに絶句した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[アート] カテゴリの最新記事
|