カテゴリ:読書
2014年6月の読書メーター
読んだ本の数:8冊 読んだページ数:2939ページ ナイス数:124ナイス 教場の感想 短編それぞれが読みやすく、意外性もあり小説としては楽しめたのだが、現実に警察署内のパワハラによる自殺事件もニュースになっている中で、心が暗くなった。風間教官のキャラが際立っており、興味津々。 読了日:6月30日 著者:長岡弘樹 異神変奏 時をめぐる旅 (幽ブックス)の感想 三面の神像というと阿修羅王を思い出す。輪廻転生をテーマとした話は大好きだが、ちょっと類型的な感じもした。もうひとひねりあったらよかったのに。 読了日:6月29日 著者:近藤ようこ とんび (角川文庫)の感想 電車の中で読んだのが不覚だった。泣かせどころがあちこちに散りばめられていて困った。でも、ヤスさんの照れとひねくれには、またかまたかと疲れてしまった。 読了日:6月28日 著者:重松清 祈りの幕が下りる時の感想 東野版「砂の器」といった感じ。殺人事件と加賀刑事のプライベートが絡んできて、どう展開するのかとドキドキしながら読み進める。 読了日:6月21日 著者:東野圭吾 名もなき毒 (文春文庫)の感想 原田いずみをめぐる事件。実生活でもこのような人物に振り回されたこともあり、とても小説とは思えない。悪意=毒は本当に人を蝕んでいくのも目の当たりに見たので、本当に恐ろしい本だった。救いは、いつもの宮部節。善意の人々の優しさだ。 読了日:6月15日 著者:宮部みゆき オリンピックの身代金(下) (角川文庫)の感想 いい本だった。どの登場人物もいい味を出していた。あいまいなラストも余韻が残る。東京オリンピックは日本人の夢だったことを実感。甲州街道でマラソンと競歩を眺め、幼稚園で重量挙げの三宅兄弟のメダルに触らせてもらったことを思い出す。この盛り上がりが、次回も再燃するのだろうか。 読了日:6月7日 著者:奥田英朗 宝の嫁 (ビームコミックス)の感想 物語を大胆に省略して描かれているので、さらりと読める。反面、行間(漫画だからコマ間?)の余韻が深い。清涼飲料水のような本でした。 読了日:6月7日 著者:近藤ようこ オリンピックの身代金(上) (角川文庫)の感想 前回のオリンピックは、まだ戦後わずか十数年だったのだと改めて驚く。そうそう、東京在住の我が家も貧しかったが、東北なんてその比じゃなかったのですね。 読了日:6月3日 著者:奥田英朗 読書メーター お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年07月06日 21時18分30秒
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