カテゴリ:アート
チラシにあったこの笠木治郎吉という画家の絵を是非見たくて 出かけました。素晴らしい絵でした。この画家の描く明治の 女性たちは皆美しくてたくましい。水彩画とは思えないほど 細部が描かれていて、引き付けられました。 私は、江戸時代から明治初期にかけての、全体的な暗さの中に 一筋の光が当たるような雰囲気の独自の油絵が好きなんですが、 今回の展示はその点でまさにツボにはまった展覧会でした。 明治初期の洋画の隆盛から、その反動で排斥された様子。 その後の盛り返しなど、日本美術史の勉強にもなりました。 (これからまじめに美術史を勉強しようといつも思うのですが その都度、掛け声だけに終わっています。) 日本人画家、外国人画家による明治時代の街並みや郊外の自然の 様子、人々の生活のあり様が生き生きと描かれていて、「おかえり 美しき明治」というタイトルがぴったりとあてはまる展覧会でした。 後期も出かけること必須。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年09月15日 14時19分36秒
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