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つまずく石も縁の端くれ

つまずく石も縁の端くれ

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2019年10月20日
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カテゴリ:アート


正倉院の世界展を見てきました。金曜の夜間開館のため、さほどの混雑ではなかったけれど
さすがに「螺鈿紫檀五弦琵琶」のあたりはかなりの列。それでも少しは立ち止まって見る
ことができるだけの余裕はありました。

この五弦琵琶が見たかったのです。昔々、中学の社会科の授業で、この琵琶の写真の大きな
カードを見ました。ラクダの絵を見て、正倉院はシルクロードの終着点という内容を教わった
ことを今でも覚えています。裏側の螺鈿細工の美しさには本当に見とれてしまいました。
やはり螺鈿細工の「平螺鈿背円鏡」も美しかった。後期の八角鏡もぜひ見たいと思います。

香木の「黄熟香」。これは、以前、どこかで見た記憶があるのですが、定かではありません。
蘭奢待の文字は東大寺を当てはめているとのこと。初めて知りました。どうして、信長たちが
その部分を削ったことが分かるのだろうかと疑問に思いました。

とにかく驚いたのが「塵芥」です。はっきり言って、ごみまで大切にしていること。
そして現在でも、分類をしている人がいるということ。この方々は、毎日この仕事をなさって
いるのでしょうか。宮内庁所属の公務員なのでしょうか。

退職してから、秋の奈良をゆっくりと回って、正倉院展にも出かけたいと思っていたのですが、
結局、忙しさは変わらず。この都内の展覧会で今年は我慢です。次回はぜひ現地に行きたいと
思う次第です。





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最終更新日  2019年10月20日 12時00分17秒
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