ハプスブルグ王家の栄光と挫折の記録。今回は、中野京子先生の「ハプスブルグ家
12の物語」で予習はばっちり。本の家系図を片手に展覧会を回りました。
圧倒されたのは、ひとつ階段を下がった部屋にあった西洋の甲冑です。西洋の
甲冑ってかっこいいですね。とてもスマートで。銀色に輝くのもGOOd!
ベラスケスの王女マルガリータ、かわいらしい少女ですが、よく見るとフェリペ顔を
しているのですね。血縁の濃さが感られる顔つきです。
中野京子さんの本では、マリーアントワネットのダメさ加減が描かれていましたが
ヴィジェ・ルブランの絵の方でも、赤ら顔の顔つきは傲慢で詰めたそうで今一つ好きに
なれません。
エリザベート皇妃、このウェストの細さは異様です。腕の方が太く感じられます。
美貌を保つために並大抵ではない努力を重ねたのでしょう。肖像画からも
しっかりと窺うことができます。